magome のコメント

magome
No.73 (2015/10/31 23:29)
皆様のハロウィン批評に少しばかり参加させていただきます。なんでもハロウィンに神輿が登場したようで。ハロウィンは発祥の土地、アイルランドではお盆と収穫祭、新年を兼ねた祭りだったそうで、日本で言えば正月、お盆、新嘗祭が同時に訪れた日といえば解りやすいでしょうか。
さて、農作業をしておりますと、現在は大豆の収穫と小麦の種まきなど冬野菜の栽培と来年の春野菜の準備に忙殺されている最中でとても祭事を行う余裕はありません。これが11月も下旬になると冬野菜の栽培と春野菜の準備も一通り終えて一年間の農業における栽培の結果が出る形となります。このころになると地元では大根、白菜、ネギなどの冬野菜の収穫が始まり同時に椎茸などの茸類の季節もこの時に始まりこの時に収穫された椎茸は干し椎茸として一年分が干されます。たくあん漬けなどの冬の漬物の生産もこの時期から始まります。よって、日本の収穫を祝う新嘗祭は一年間の農作業の結果が出る時期であり、農作業が一通り終わる時期と見事に合致しているわけです。
 農業人口が多かった昔はいまの時期はとても忙しく、どう考えても祭事を行う余裕などないわけで、結果としてこの農作業の一年が明治から近年に至るまでハロウィンが一般的にならなかった大きな原因なのではないのかと推測します。この点、クリスマスやバレンタインは農作業がほとんど行われない真冬の祭事だったために比較的に容易に行いやすく、農業人口が多かった時代でも広く普及しやすかったのではないのかと考えます。
 現在は農業を含む一次産業の従事者が減少し、都心部に人口が増えたことと、新嘗祭などの皇室の祭事から國民が遠ざかったことが原因で祭事がへり、結果として祭り不足からハロウィンが代わりに広まり始めたのではないのかと今回の國内におけるハロウィンを見て思います。地方の祭りでも祭そのものはあったとしても若い人々が減ってしまったために祭りが想う様に行うことが出来ずに、神輿も一年に一回の物が二年に一回、三年に一回と実施回数が減っていき、担ぐ時間も一日から半日、数時間を規模が縮小していき、祭事としての盛り上がりも以前とは比べることが出来ないくらいに小さくなってきているわけです。
 本来ならばそれぞれの地域に合わせて季節、都合に合わせてこれら祭事を含む行事を行うべきなのですが、学校区などの共同体が整っていない現在においては四季を認識し難く圧迫感を感じやすく虚無感に陥りやすい都心部においてはすこしでも多くの圧迫感を発散させる何らかの祭事などの行事を要求しがちとなることから、結局はハロウィンが誕生してもやむを得ないと考えます。
 コミケや終戦日の靖国神社だけじゃなく、すこしでも仮装を大規模に行える日と場所が欲しいのが大都市に住む人々の心情か?
 最期に、地元ではハロウィンは大型店舗でも片隅におまけで置いてある程度でいまは正月とクリスマスの準備を始めています。年賀状の受け付けも始まりました。ただ単に私が気が付かないだけなのかもしれませんが。ただ、コンビニは紙細工のカボチャが飾ってあったかな?

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