つぼきち のコメント

つぼきち
No.52 (2015/10/30 11:34)
私は地方公務員を約20年以上やっています、
最近、行政改革が行き過ぎではないかと感じています。
20年前は私の職場には、200人くらいの職員がいました。
それが今では、50人以上削減されています。
50人分の仕事が、均等割りで残った職員に覆いかぶさるので
職場は精神障害や傷病者が増えます。

例えば、1000人職員がいる役所なら
かりに1,000種類仕事があれば、1人1業務になりますが、
150人しかいなければ、1人6.6業務もこなさねばなりません。
地方の役所の業務には、福祉から税務から農業、観光など
業務がかなり多く、人員が少ないということは、負担がそれだけでかいんです。

人員が少なすぎて、何か災害があると行政機能が麻痺
するほど深刻な疲弊をしています。

私は東日本大震災や豪雨災害なんかも経験しましたが、
いざ、災害が起こると、部署の1割から2割の人員が
長期間避難所設営や管理運営に携わらなければなりません。

行革で人員不足で疲弊して、人数が少なくなっているのにそこから
1割~2割人員をさかれると、行政は機能不全をおこします。
行政は麻痺していても、上下水道などのインフラは止めるわけにいかないので
がんばるわけですが、教育などの分野は命にかかわらないとかと言う理由で
捨て置かれます。

私は図書館の司書ですが、図書館には貴重な郷土資料やら、古文書がありますが、
たとえ建物が倒壊し雨ざらしになっても、職場を投げて、他の応援に行かねばなりません。
三陸などでも津波かぶって1年以上野ざらしになった資料があるようですね。
避難所で3か月も過ごすと、図書館で本を心のよりどころにしたいと言う
方が出てきますが、教育部門は人員不足に悩まされます。

業績重視で、勧奨退職も横行しております。
ですが、分かる気もします、
年寄のベテラン職員を1人雇うより、
年寄のベテラン職員を1人首にすれば、2人若い職員が雇えます。
私も40代ですが、辞めるのも「公」なのかなと思い始めております。

民間がベースアップしても、地方公務員の給与は
自治体が財政的に弱っているので、まず上がりません。

そんな中で、国威発揚を目指した、東京オリンピックの競技場建設やら
マイナンバー制度の巨額の運用費用をみれば、国の官僚は羨ましいよなとしか言いようが
ありません。

公務員批判は様々あると思いますが、国家公務員と地方公務員とは分けて批判して
欲しいと常々感じております。

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