先生がネトウヨの産みの親。しかし、ネトウヨが先生のシンパにならないのはどうしてか？そこを全く奥田君らは指摘しませんね。
僕が思うにネトウヨを産んだ戦犯を挙げるとすると
小泉純一郎です。
日本の政治は田中角栄が失脚しても、旧田中派が支配をしていました。旧田中派が総理総裁を選び
その選ばれた首相は中韓に対して強く言えず、土下座外交をしていました。保守派もそんなにチカラは強くなかった時代です。
そんな時代に寵児として登場したのが小泉純一郎です。小泉は憎き田中派の支持基盤を崩すために親米自由主義的な政策…道路公団、郵政民営化を行い、「自民党をぶっ壊す！」と高らかに声をあげました。
また、親中派の多い田中派を潰すために、閣僚にタカ派の議員を採用し、自身は靖国参拝を行いました。それに対して中韓は激しく抗議をした為に
国民の間にナショナリズムが芽生え始めました。
後は、日韓W杯の韓国の無礼な行動、北朝鮮の拉致などで世論に反中反韓が見え始めました。
ここで、出てきたのがネトウヨのバイブル嫌韓流なんです。これは戦争論のように左陣営からボロクソに叩かれた中で出来たのではなく、小泉ブームの流れに乗って売り上げを伸ばしました。ネトウヨの原型はこの小泉時代に作られたものです。
さらに、ネットの普及で、徐々にですが、反中反韓の意見が市民権を得るようになっていきました。
そして、民主党政権が失敗し、反対勢力を完全に失った後に出てきたのが安倍晋三です。
こうなると、ネトウヨは完全に市民権を得た形になりいまの惨状になります。
最初に先生とネトウヨが意見が合わないと書きましたが、お上の力で産まれたものだからです。
「中韓の圧力に屈しない純ちゃんかっこいい！
それに比べ、小林は小泉さんの批判ばかりしやがって、サヨク帰りしながったな！」となるのです。
これは現在の安倍晋三にも通じてます。ネトウヨは自己の信念を持って、ネトウヨをやっているのでなく中韓に対して強く言える総理にべったりくっつくことによって存在しているのです。
反権力で出した戦争論でネトウヨが産まれたのは
100パーセント嘘だと断言できます。