タコ社長 のコメント

日本人が潜在意識の中にアメリカラブが有るのは戦前より遥かに以前、
それこそ江戸時代末期から有る様に思えます、メリケンの大衆平等的な価値観は、
封建的な価値観がまだまだ色濃く残っていた、欧州や支那・中東などと比べても異色に見え、
それが封建社会末期の日本人には輝いて見えたのだろうと推察します。
これは司馬史観的な坂本龍馬目線とも関係無く、実際に明治維新前後の偉人達にも多大な影響を与えています。
福沢諭吉や松平春嶽・佐久間象山・勝海舟・小栗忠順・吉田松陰・榎本武揚・西郷隆盛・大村益次郎などなど、藩や立場、敵味方問わず、
アメリカに対する憧れが強く見て取れます。
明治維新以降、日清や日露戦争に於ける貢献的立場であったのは他ならぬアメリカで、
東アジアに於ける近親憎悪的なモノとは違う、戦略上どうしてもアメリカと日本はぶつかる道は避けられなかったのでしょう。
戦後アメリカラブが加速したのも、戦中の可愛さ余って憎さ百倍的なモノからまた卓袱台をひっくり返すの如く、
アメリカにゾッコンになってしまったのだと考えています。
日本が戦後アメリカのテンプレ劣化コピペに終始するのは日本人の中途半端な劣等感が原因に有るのでしょう。
シールズヘイトカウンターしばき隊にしろポチヲタネトウヨ保守にしろ、それをスルーし嫌悪感を募らせる一般市民にしろ、
アメリカラブ・アメリカコンプレックスから脱却出来ないだけだと思いますね。

No.59 113ヶ月前

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