「卑怯者の島」男子目線感想会後編を大変興味深く拝見しました。「死の共同体」という言葉が最も印象に残りました。「島という閉鎖空間の戦場で」「死に場所はココ」「死ぬ時は今」「現世では部下だったが靖国では先輩」「靖国で会おう」という死によって濃厚に彩られた仲間との絆だからより強く結ばれ、逆に自分だけ生き残ってしまうと仲間への裏切り行為と感じてしまうわけです。これこそが、戦場体験者が語りたがらない本当の理由だと思いました。 より良く生きるための「生の共同体」より、より良く死ぬための「死の共同体」の方が、成員同士が強く結ばれるのは当然だと考えられます。祖国を守るという大目的を共有する仲間とともに、死を賭して命を燃焼させるわけですから。 そして、この著作を読んで「死の共同体」を意識した人は、それを現在自分たちが生きている「生の共同体」においても生かしてほしいと仰った堀部師範の言葉が深く心に刻まれました。 感想会を視れば、また読み返したくなる na85
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小林よしのりチャンネル
(ID:16221355)
「卑怯者の島」男子目線感想会後編を大変興味深く拝見しました。「死の共同体」という言葉が最も印象に残りました。「島という閉鎖空間の戦場で」「死に場所はココ」「死ぬ時は今」「現世では部下だったが靖国では先輩」「靖国で会おう」という死によって濃厚に彩られた仲間との絆だからより強く結ばれ、逆に自分だけ生き残ってしまうと仲間への裏切り行為と感じてしまうわけです。これこそが、戦場体験者が語りたがらない本当の理由だと思いました。
より良く生きるための「生の共同体」より、より良く死ぬための「死の共同体」の方が、成員同士が強く結ばれるのは当然だと考えられます。祖国を守るという大目的を共有する仲間とともに、死を賭して命を燃焼させるわけですから。
そして、この著作を読んで「死の共同体」を意識した人は、それを現在自分たちが生きている「生の共同体」においても生かしてほしいと仰った堀部師範の言葉が深く心に刻まれました。
感想会を視れば、また読み返したくなる na85