安彦良和氏との対談、面白かったです。本当に刺激的でした。 実は最初、二人のファンである自分は冷や冷やしながら見ていました。天才同士は反発しあい険悪になることが多々あるので。 「機動戦士ガンダム」が最初にふれた戦争の物語だったという現40代は結構多いんじゃないですかね? そこから戦争に興味を持ち、歴史に興味持ち、思想、政治と興味を広げてよしりん先生の作品に出合った人もいると思います。自分がそうなんですよ(渡部昇一に嵌った黒歴史も含めて)。 その作品でアニメーターをなされていた安彦さんの画には馴染みがあって、漫画家転向後も画の上手さや世界観に惹かれて今も読み続けています。 安彦さんの漫画は敵の描き方が本当に素晴らしくて、「王道の狗」の陸奥宗光という巨悪の存在感は圧倒的でした。その作品を読んだ相乗効果なのかよしりん先生の「大東亜論」の大久保利通の描写はとてもゾクゾクしました。大久保はもう暗殺されましたが、これからも頭山は大久保の亡霊(彼の念がこもった権力や政策)と対峙する訳ですよね。強大な敵とどのように対決して行くのか、これからも「大東亜論」の展開が楽しみです。 安彦さんの古代、天皇を題材にした漫画は、「ナムジ」→「神武」→「蚤の王」→「ヤマトタケル」と続いて行くんですけど、高森さん、木蘭さんにも是非読んで頂いて批評をお聞きしたいです。
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小林よしのりチャンネル
(ID:29540842)
安彦良和氏との対談、面白かったです。本当に刺激的でした。
実は最初、二人のファンである自分は冷や冷やしながら見ていました。天才同士は反発しあい険悪になることが多々あるので。
「機動戦士ガンダム」が最初にふれた戦争の物語だったという現40代は結構多いんじゃないですかね? そこから戦争に興味を持ち、歴史に興味持ち、思想、政治と興味を広げてよしりん先生の作品に出合った人もいると思います。自分がそうなんですよ(渡部昇一に嵌った黒歴史も含めて)。
その作品でアニメーターをなされていた安彦さんの画には馴染みがあって、漫画家転向後も画の上手さや世界観に惹かれて今も読み続けています。
安彦さんの漫画は敵の描き方が本当に素晴らしくて、「王道の狗」の陸奥宗光という巨悪の存在感は圧倒的でした。その作品を読んだ相乗効果なのかよしりん先生の「大東亜論」の大久保利通の描写はとてもゾクゾクしました。大久保はもう暗殺されましたが、これからも頭山は大久保の亡霊(彼の念がこもった権力や政策)と対峙する訳ですよね。強大な敵とどのように対決して行くのか、これからも「大東亜論」の展開が楽しみです。
安彦さんの古代、天皇を題材にした漫画は、「ナムジ」→「神武」→「蚤の王」→「ヤマトタケル」と続いて行くんですけど、高森さん、木蘭さんにも是非読んで頂いて批評をお聞きしたいです。