『卑怯者の島』本日届きました。 絵の迫力もさることながら先が全く見えない物語に圧倒され、ページをめくる手が止まらず一気に読了。 読み終わった後も様々な思いがぐるぐると駆け巡りました。 戦時、平時、男女を問わず、あらゆる状況に卑怯者は存在し、物語はそれを否定も肯定もせず常にこちらに何かを問いかけてきます。 特に時浦上等兵の執念、アンチヒロインの美奈が体現する女の本能、“軍神”さまの振る舞いが印象的でした。 絵もひとつひとつが素晴らしく、特にp.32〜p.35の丹念に書き込まれた2つの見開きは圧巻。 しばらくじっくりと見入ってしまいました。 タイトルの『卑怯者の島』とは主人公が戦った島のことだと思っていたが、読み終えてみると、今の日本こそが『卑怯者の島』なのかもしれないと感じました。 それにしてもよしりん先生の想像力の強さと情念は恐ろしすぎます。
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小林よしのりチャンネル
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『卑怯者の島』本日届きました。
絵の迫力もさることながら先が全く見えない物語に圧倒され、ページをめくる手が止まらず一気に読了。
読み終わった後も様々な思いがぐるぐると駆け巡りました。
戦時、平時、男女を問わず、あらゆる状況に卑怯者は存在し、物語はそれを否定も肯定もせず常にこちらに何かを問いかけてきます。
特に時浦上等兵の執念、アンチヒロインの美奈が体現する女の本能、“軍神”さまの振る舞いが印象的でした。
絵もひとつひとつが素晴らしく、特にp.32〜p.35の丹念に書き込まれた2つの見開きは圧巻。
しばらくじっくりと見入ってしまいました。
タイトルの『卑怯者の島』とは主人公が戦った島のことだと思っていたが、読み終えてみると、今の日本こそが『卑怯者の島』なのかもしれないと感じました。
それにしてもよしりん先生の想像力の強さと情念は恐ろしすぎます。