よしりん先生は、古くは湾岸戦争の頃から「個別的自衛権を逸脱する国際貢献=日本に主体がない集団的自衛権の行使」にはずっと反対の立場で、全くぶれていないです。安倍が考えてる戦争法案は、要するに糞尿爆弾が飛び交う大国の尻拭いとか人身御供のために自衛隊を使い勝手のいい一傭兵集団に格下げするだけの意味しかないのです。
東日本大震災の頃は見直された自衛隊ですが、ここ数年若者の新規入隊者が減ってるらしいのです。ネトウヨや偽保守と違って、国のことを真剣に思う若者が自衛隊に入りたがらないのは、ある意味安倍が何も大義を掲げていないことを見抜いていると思うのです。よしりん先生の『戦争論』シリーズをちゃんと読めば、兵隊が何のためにあって、誰のために戦って、戦争の真の意義とは何かということを真摯に考えるので、ますます安倍が掲げる戦争観の胡散臭さを見抜いてしまうということでしょうね。
国を思う若者には期待してもいいのですが、単にムードだけで安倍自民党に白紙委任状を出して当選させた戦争を知らない世代のじじばば共って、戦争法案が通ったら自分たちが結果的に自衛隊を殺そうとしてることになりますよね。戦争を知らないまま肥え太って年金だ福祉だとか言って政治に甘えてるお前らが戦争に行けよ、安倍とともに、みたいな憤りを感じてしまいます。