連続性が当然ななかで不連続性についてアピールするということは矛盾ではないと思います。日本の場合はドイツと違い一政党のせいにしてトカゲのジッポきりはできない。天皇は国体そのものでもあり、それが前後も維持を許され、その上に今の国のあり方もあるのだからドイツと同じようにはできない。一方で敗戦をふまえて国債社会に反省態度表明としての論理は必要です。戦前から国体の中心部分は継続しているとして、戦前日本のうち何かは変わり、即ち不連続なのであり、それは戦争反省によるものであり、その変化故に日本は信頼に足る国になった、そういうアピールは実質的に必要だと思います。そこのギリギリのところを理論として国が持ち、アピールしていくという戦後日本の政治的理論的スタンスが対外的に明確にあるべきだと思うのです。
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小林よしのりチャンネル
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連続性が当然ななかで不連続性についてアピールするということは矛盾ではないと思います。日本の場合はドイツと違い一政党のせいにしてトカゲのジッポきりはできない。天皇は国体そのものでもあり、それが前後も維持を許され、その上に今の国のあり方もあるのだからドイツと同じようにはできない。一方で敗戦をふまえて国債社会に反省態度表明としての論理は必要です。戦前から国体の中心部分は継続しているとして、戦前日本のうち何かは変わり、即ち不連続なのであり、それは戦争反省によるものであり、その変化故に日本は信頼に足る国になった、そういうアピールは実質的に必要だと思います。そこのギリギリのところを理論として国が持ち、アピールしていくという戦後日本の政治的理論的スタンスが対外的に明確にあるべきだと思うのです。