ランバダ稲荷 のコメント

昔、落合信彦の本でアメリカの外交官が韓国の国家安全企画局の長官に詰め寄って、極秘で行おうとしていた北の指導者暗殺計画を寸でで中止させたなんて小説がありました(この後、すでに北に潜り込んでいた傭兵たちが必死の逃避行をするのですが…)。これ読んだ時、アメリカの外交権限ってそんなに強いのか?落合氏はアメリカの力を過信しすぎているのでは?と思ったのですが、この「砂川判決」の話を読んで、あの小説に描かれていたのはすでに「現実」に、しかも「日本」でおきていたのだということを知りました。アメリカという国がいかにアジア人、とりわけ日本人を甘く見ているのかよくわかります。それにホイホイと簡単に従ってしまう保守派の人間に、日本人としてのプライドがあるとは到底思えません。そんな人たちに「日本をとりもどす」なんて言葉は二度と使ってほしくない。

No.58 114ヶ月前

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