お忙しい中、配信ありがとうございます。 砂川事件について、ここまで詳細な解説を読んだのは初めてです。 行政が司法に介入することすらあってはならないことなのに、さらに行政が外国の意を呈して動くとは、言語道断ですね。 明治24年の大津事件では、ロシアの報復を恐れる政府が裁判官に圧力をかけて犯人の津田三蔵を死刑にしようとしていたのに対し、児島惟謙の指示により刑法が厳格に適用されたことで、日本は法治国家であると世界に認められたのですよね。 アメリカの圧力に屈して法を枉げる国と、外圧があろうと法を正しく適用する国と、いずれが他国からも国民からも評価されるかは明らかだと思います。 今月の大東亜論では、西郷の道義と大久保の合理が対比されていましたが、道義を捨ててしまえば、結局は合理が成り立つ基盤が崩れてしまうように思います。 『西郷南洲翁遺訓』にも、策を弄して小利を求めると、後々高くつくことになる、ということが述べられていました。
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小林よしのりチャンネル
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お忙しい中、配信ありがとうございます。
砂川事件について、ここまで詳細な解説を読んだのは初めてです。
行政が司法に介入することすらあってはならないことなのに、さらに行政が外国の意を呈して動くとは、言語道断ですね。
明治24年の大津事件では、ロシアの報復を恐れる政府が裁判官に圧力をかけて犯人の津田三蔵を死刑にしようとしていたのに対し、児島惟謙の指示により刑法が厳格に適用されたことで、日本は法治国家であると世界に認められたのですよね。
アメリカの圧力に屈して法を枉げる国と、外圧があろうと法を正しく適用する国と、いずれが他国からも国民からも評価されるかは明らかだと思います。
今月の大東亜論では、西郷の道義と大久保の合理が対比されていましたが、道義を捨ててしまえば、結局は合理が成り立つ基盤が崩れてしまうように思います。
『西郷南洲翁遺訓』にも、策を弄して小利を求めると、後々高くつくことになる、ということが述べられていました。