加齢について言うと、自分も若いとは言えないので、今後望むスタートラインに立てたとしてもそれは何歳で、そこから何年元気に活動できて、どれだけのものを世に遺せるのだろう、と考える事があります。

結局、目的意識があるかどうか、が重要だと思います。例えば、今年でデビュー４１年になる某バンドのギタリストは、声を維持するために５０代で筋トレを始めて、還暦を過ぎた今もハイトーンのボーカルは全く衰えていません（むしろ若いときより上手い！）。

ひょっとすると、漫画の絵についても似た事が言えるのかなと、「アドルフに告ぐ」に関する先生のブログを読んで思いました。手塚漫画に関してはニワカなので知った風な事は言えませんが、古参の読者によると、手塚氏の絵も時代とともに、随分変化しているのだそうですね。劇画の台頭に悩んだという話も聞きますが、絵の流行が移り変わる中で、手塚氏がどのように葛藤されていたのか、興味深いです。