いつも配信ありがとうございます。 今回も興味深く読ませていただきました。 ただ私、安倍政権は本音では「経済成長」なんて目指していないと思うのです。 彼らが経団連や経済財政諮問会議などのグローバリズム勢力におもねって進めている政策は、円安誘導であったり、非正規労働者を増やしたり、残業代をカットしたり、移民を受け入れて国民の雇用を減らしたり、消費税増税&法人税減税したり、など国民を貧困化させる政策ばかりです。 安倍政権はこれらの政策が経済成長どころか、景気を後退させることをわかっていながらやっているのだと思います。もちろん「国民を貧困化させて大企業の人件費を安くします!」とはさすがに言えないので、「経済成長」という抽象的な言葉でごまかしているのだと。 これら政策がGDPや実質賃金を下げるのは当然わかっているからこそ、株価「だけ」を姑息な手段で上げて、さも「経済成長」しているように見せかけているのだと思います。 「大企業を優遇→大企業はマスコミの大スポンサー→マスコミが政権を支持」という図式にて高い支持率を得て、それを原動力に憲法改正をして歴史に名を残す。それこそが安倍氏の野望であって、そのため国民が貧困化しても構わないと思っているのでしょう。 そんな安倍政権を、貧困化しつつある国民が支持しているのですから、小泉政権時代の「B層」からなにも進歩していません。国民にはリテラシーが、マスコミにはジャーナリズムが足りないということなのかもしれません。 よしりん先生がおっしゃるように、坂の上の雲を目指す必要はないと思いますが、働いても働いても結婚して子を産み育てられる収入が手に入らないような世の中から脱却する必要はあると思います。 世界中の経済が低迷しているのは、社会学的に限界が来たからではなく、単にグローバリズムが大企業の経営者と株主だけに富を集中させているからだと思います。アメリカの一般国民だってグローバリズムの被害者で、どんどん貧困化しています。 アメリカの民主党が「TPPは米国民の雇用を奪う」という健全な理由でTPP反対を打ち出しているのはちょっとうらやましいですね。日本の民主党にも頑張ってもらいたいです。 ギリシャはユーロ建ての国債なのでデフォルトの可能性があるが、日本の国債はほとんどが円建てなので破たんする可能性はゼロである、日本政府は国債を使って雇用を生み出すべきというのは三橋貴明氏の主張です。 三橋氏の著作を読み、 「このままでは国債が破たんする」 「国民1人当たり○○○万円の借金」 というのが財務省のデマ、プロパガンダであることを理解することができました。 国民は借金しているのではなく逆に政府に(国債を通じて)お金を貸しているのだ、というのは言われてみると確かに当たり前のことです。 三橋氏の経済関連の主張には本当に説得力があり、こと「反グローバリズム」という点においては右に出る者はいない論客だと思います。最近の安倍首相のグローバリズム政策に対する批判はとても切り口鋭く激しいものですし、藤井教授と連動して大阪都構想の欺瞞を広く世に知らしめたのも三橋氏のブログでした。 三橋氏とは原発に対する考え方が全く相容れませんが、別に全てのことに関して意見が一致する必要はなく、反グローバリズムという一点においてはよしりん先生と共闘できるのではないかと期待しています。 とりとめのない長文、失礼いたしました。
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いつも配信ありがとうございます。
今回も興味深く読ませていただきました。
ただ私、安倍政権は本音では「経済成長」なんて目指していないと思うのです。
彼らが経団連や経済財政諮問会議などのグローバリズム勢力におもねって進めている政策は、円安誘導であったり、非正規労働者を増やしたり、残業代をカットしたり、移民を受け入れて国民の雇用を減らしたり、消費税増税&法人税減税したり、など国民を貧困化させる政策ばかりです。
安倍政権はこれらの政策が経済成長どころか、景気を後退させることをわかっていながらやっているのだと思います。もちろん「国民を貧困化させて大企業の人件費を安くします!」とはさすがに言えないので、「経済成長」という抽象的な言葉でごまかしているのだと。
これら政策がGDPや実質賃金を下げるのは当然わかっているからこそ、株価「だけ」を姑息な手段で上げて、さも「経済成長」しているように見せかけているのだと思います。
「大企業を優遇→大企業はマスコミの大スポンサー→マスコミが政権を支持」という図式にて高い支持率を得て、それを原動力に憲法改正をして歴史に名を残す。それこそが安倍氏の野望であって、そのため国民が貧困化しても構わないと思っているのでしょう。
そんな安倍政権を、貧困化しつつある国民が支持しているのですから、小泉政権時代の「B層」からなにも進歩していません。国民にはリテラシーが、マスコミにはジャーナリズムが足りないということなのかもしれません。
よしりん先生がおっしゃるように、坂の上の雲を目指す必要はないと思いますが、働いても働いても結婚して子を産み育てられる収入が手に入らないような世の中から脱却する必要はあると思います。
世界中の経済が低迷しているのは、社会学的に限界が来たからではなく、単にグローバリズムが大企業の経営者と株主だけに富を集中させているからだと思います。アメリカの一般国民だってグローバリズムの被害者で、どんどん貧困化しています。
アメリカの民主党が「TPPは米国民の雇用を奪う」という健全な理由でTPP反対を打ち出しているのはちょっとうらやましいですね。日本の民主党にも頑張ってもらいたいです。
ギリシャはユーロ建ての国債なのでデフォルトの可能性があるが、日本の国債はほとんどが円建てなので破たんする可能性はゼロである、日本政府は国債を使って雇用を生み出すべきというのは三橋貴明氏の主張です。
三橋氏の著作を読み、
「このままでは国債が破たんする」
「国民1人当たり○○○万円の借金」
というのが財務省のデマ、プロパガンダであることを理解することができました。
国民は借金しているのではなく逆に政府に(国債を通じて)お金を貸しているのだ、というのは言われてみると確かに当たり前のことです。
三橋氏の経済関連の主張には本当に説得力があり、こと「反グローバリズム」という点においては右に出る者はいない論客だと思います。最近の安倍首相のグローバリズム政策に対する批判はとても切り口鋭く激しいものですし、藤井教授と連動して大阪都構想の欺瞞を広く世に知らしめたのも三橋氏のブログでした。
三橋氏とは原発に対する考え方が全く相容れませんが、別に全てのことに関して意見が一致する必要はなく、反グローバリズムという一点においてはよしりん先生と共闘できるのではないかと期待しています。
とりとめのない長文、失礼いたしました。