私は小林先生の『国防論』を読んで「生身の自衛官一人一人の死についてどこまで自分に引きつけられるのか」と言うようなことを考えるようになりました(考え過ぎてパニック発作になりかけました笑) そして「自衛官の戦死者が出る」という事がリアルに想定される状況になれば、ようやく当事者意識が芽生え、恒例になってしまった、顕彰の場での英霊に対する「誤った国策で死に追いやられたかわいそうな人たち」や「残虐な侵略者」などといったものいいは、侮辱に他ならないと、現在の自衛官を見て思い直すのではないだろうかと思っておりました。それが属国状態を自覚するための第一歩であると。 今回のライジングを読むと、考えが甘かったなと認識を改めざるを得ないです。 徴兵制というものはコストパフォーマンスが悪いと、なぜか自称保守の方でタブーになっているようですが、国家をしょって立つ当事者意識を醸成させるためのコストであれば、長い目で見れば、高くつき過ぎるという事はないのかも知れません。 ちょっと蛇足ですがその議論を経た上で、憲法九条を守るか、改憲するか、どちらに転んでも何も言う事はないかと思います。憲法の文言は大事だけれど、重要なのは文言を裏打ちする国民の覚悟ですからね。
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小林よしのりチャンネル
(ID:17185023)
私は小林先生の『国防論』を読んで「生身の自衛官一人一人の死についてどこまで自分に引きつけられるのか」と言うようなことを考えるようになりました(考え過ぎてパニック発作になりかけました笑)
そして「自衛官の戦死者が出る」という事がリアルに想定される状況になれば、ようやく当事者意識が芽生え、恒例になってしまった、顕彰の場での英霊に対する「誤った国策で死に追いやられたかわいそうな人たち」や「残虐な侵略者」などといったものいいは、侮辱に他ならないと、現在の自衛官を見て思い直すのではないだろうかと思っておりました。それが属国状態を自覚するための第一歩であると。
今回のライジングを読むと、考えが甘かったなと認識を改めざるを得ないです。
徴兵制というものはコストパフォーマンスが悪いと、なぜか自称保守の方でタブーになっているようですが、国家をしょって立つ当事者意識を醸成させるためのコストであれば、長い目で見れば、高くつき過ぎるという事はないのかも知れません。
ちょっと蛇足ですがその議論を経た上で、憲法九条を守るか、改憲するか、どちらに転んでも何も言う事はないかと思います。憲法の文言は大事だけれど、重要なのは文言を裏打ちする国民の覚悟ですからね。