>>56
三味線弾きさんがご紹介して下さった記事を読みました。
米軍基地の存在には釈然としないながらも、基地移設反対運動にはサヨクも多く便乗しているように思われ態度を決めかねていた自分の野次馬根性、いやはっきり言えば従属国の奴隷根性に気付かされる内容でした。

翁長知事の言葉には地域の歴史が息づいている。米軍占領下から本土復帰に至る壮絶な歴史を踏まえての主張だということがよく伝わる一方で、菅官房長官の言葉のなんと空虚で主体性のないことか。

ちなみにこの会談の行われた場所はハーバービュークラブ、翁長知事の言葉にあったキャラウェイ高等弁務官がまさに「沖縄の自治は神話」と言い放った所ですね。歴史の記憶が眠るこの場所で、キャラウェイの名を出して政府の行動を批判した重大な意味を、果たして官房長官は理解したのでしょうか。大手新聞では「『粛々と』という言葉はもう使わない」などと見当違いの報道しか見当たりませんでしたが。

さらにその直後に安倍首相がまた「粛々と進める」と口にするというくだらないコントのような展開でした。不誠実であることはもちろんですが、相手の主張の意味を理解することもできずそもそも物事を進める政治的能力に欠くとしか言いようがありません。