今週も配信ありがとうございます。

在日米軍が存在している以上は日本は米国の属国であり、自衛隊は米軍の指揮下にあるという内容に衝撃を受けましたが、これまでの安倍政権の振る舞いやイラク戦争後のイラク戦争に対する政治家や言論人をはじめとする知識人の振る舞いを見れば大変に納得がいきます。
ネットのニュースを探っていると47newsで２０１０年３月４日付の共同通信の記事が載っていたのですが、その記事によりますと徴兵制を検討した改憲案に修正することを示唆したということです。

http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010030401000592.html

いままでは現代において徴兵制は見合わないとばかり考えていましたが、「新戦争論１」を読んで國民國家である以上は徴兵制も検討することは当然であり、國民國家は基本的に國民皆兵であるという認識に変わりました。しかしながら、再度、我が國に導入されることとなれば戦前と違って我々は米軍の傭兵として兵役という義務を全うしなければならなくなります。
このような事態にならないように歴史教科書のように地道にやっていくしか我々凡人には方法がないと認識しつつ、今後も國家の動向を監視しつつ、思考を高めて國の将来を正しい方向へと舵を切っていきたいと思います。
「新しい歴史教科書をつくる会」には平成１２年から４年間一般会員として見守ってきました。平成１２年版の「新しい歴史教科書」「新しい公民教科書」は今になって他の人に勧められるまでに時代が変化してきたことに驚きと同時に一種の嬉しさを感じますが、「南京大虐殺」や「従軍慰安婦」がすべての歴史教科書から消え去ったという報道は久々に嬉しい知らせでした。私が会員だったときはこの歴史教科書や公民教科書に誰一人興味を持ってもらえず、話すら聞いてもらえず、報道機関であるテレビの言うことしか信じない人が周りに圧倒的に多く、まるでテレビの信者としか思えない人々しかいなかったのであの時ほどテレビや新聞を憎らしく思ったことはありませんでした。
運動に没頭するわけではありませんが、人知れず、現場で地道な努力を続けている多くの人にいま出会っていますが、今後もこれら人々共に國を憂いながら國民としての我が道を歩んでいきたいと思います。