こういう日本にしたのは小林よしのりかどうか。 私が大学生のときに戦争論を読んだときは衝撃で、しばらく何も考えられないほどの打撃を受けたのを覚えてます。何が打撃を受けたのか。周囲の大人達に頭の中に刷り込まれてた偏ったイデオロギー、そして、それと一体化していた自分自身が、けちょんけちょんにやられました。特に肥大化した個が、逃げ道を塞がれた上で、ボコボコに殴りつけられて。恥ずかしながら何度も何度も自分の不甲斐なさや、祖父たちの世代への感謝やらで、涙しました。 新戦争論も読みましたが、これもまた、世の中のモードやメディアの偏りに対して、それに麻痺したりいつのまに同化してる自分が殴りつけられたような気がします。先生の作品は読んでいて警戒心が伴うのですが、爽快、納得感があります。結局、重心の定まった人間感覚というか、そこが真ん中にあるので、ポジショントークをする人は全員犠牲者になるんだと思います。私は重責のある仕事をしてるので、ニュースなどをじっくり研究する時間もなく、ポジショントークばかりあれこれ頭に入ってくる。芯から物事の本質がつかみきれずモヤモヤしてるとき、先生の本を読むと、人間的に我に帰る。そんな感じがします。
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こういう日本にしたのは小林よしのりかどうか。
私が大学生のときに戦争論を読んだときは衝撃で、しばらく何も考えられないほどの打撃を受けたのを覚えてます。何が打撃を受けたのか。周囲の大人達に頭の中に刷り込まれてた偏ったイデオロギー、そして、それと一体化していた自分自身が、けちょんけちょんにやられました。特に肥大化した個が、逃げ道を塞がれた上で、ボコボコに殴りつけられて。恥ずかしながら何度も何度も自分の不甲斐なさや、祖父たちの世代への感謝やらで、涙しました。
新戦争論も読みましたが、これもまた、世の中のモードやメディアの偏りに対して、それに麻痺したりいつのまに同化してる自分が殴りつけられたような気がします。先生の作品は読んでいて警戒心が伴うのですが、爽快、納得感があります。結局、重心の定まった人間感覚というか、そこが真ん中にあるので、ポジショントークをする人は全員犠牲者になるんだと思います。私は重責のある仕事をしてるので、ニュースなどをじっくり研究する時間もなく、ポジショントークばかりあれこれ頭に入ってくる。芯から物事の本質がつかみきれずモヤモヤしてるとき、先生の本を読むと、人間的に我に帰る。そんな感じがします。