よしりん師範、時浦師範代、みなぼん編集長、スタッフの皆様、執筆・編集・配信ありがとうございました。 政府は、主に経済政策の失敗として起こっている社会不安から国民の目を逸らすため、外敵の脅威を煽ってそちらに目を引き付けておきたいのでしょう。本当の脅威は米国によるルール支配やグローバル企業による経済侵略・文化破壊であり、それこそが貧困化や共同体破壊、犯罪増加にも直接つながるものなのですが…。結局安部は、人質2名が囚われているのを知りつつ中東を歴訪し、宣戦布告紛いをやらかした上でテロ組織「イスラム国」の脅威を国民に訴え、それを集団的自衛権行使で米国にポチる論拠にしています。 昨今の異常犯罪の増加に手を貸しているのは明らかに共同体の崩壊だと思われます。「自分を一番自由にしてくれる不自由」を体現する大小さまざまな共同体が崩壊していけば、社会のルールとそれへの身の処し方を共同体の先達から教えられないまま社会に出ることになり、社会生活において疎外感や不遇感に悩んで引き籠りの原因にもなるわけです。また共同体機能が減弱すれば、脳にヤバい電波が入った人やおかしなスイッチが入った人を発見することも止めることもできません。 それにしても金属バット犯と湯川遥菜が二人ともチン切りしていたとは!異常犯罪には必ずと言ってよいほど性欲が関わっているものですが、性欲を開放する手段やその象徴を自ら手放せば、鬱積した攻撃性の捌け口として武器を求めてしまうという考察には深く首肯しました。では、銃乱射事件が頻発しても強力な圧力団体であるライフル協会が銃社会を改めさせない上、しょっちゅう戦争していないと気が済まない米国は一体どれほど歪んだ性欲の蓄積があるのでしょう。 米国でGUNを手放せないほど性意識を歪ませるものがあるとすれば、それは生殖以外の性交渉は不純だとしてきたキリスト教の影響でしょう。聖職者の性犯罪などは公然の秘密です。性欲の抑圧と残虐性の関わりで言えばイスラム社会もそうだと言えます。現世では女性に教育を受けさせず素肌を晒すことも許さず、有力者以外は妻を持つことが出来ず、ジハードを敢行して死んだ男には多くの処女に囲まれた来世が約束されると信じているわけですから…。 結局、股間のGUNでもって性欲を解放できないから実物のGUNを手に取るしかなくなるのでしょう。一神教の禁欲が攻撃性につながり、世界の不安定化の原因ともなっているなら、日本人のやや放縦気味な性意識がもう少し見直されて良いはずですが、売春婦は性奴隷だと言い募ることが世界の趨勢という状態では如何ともしがたいでしょう。それに、日本人男性も最近では草食系から絶食系に移行しつつあり、それに呼応してかは判りませんが「そろそろ戦争たい」という気運も高まっており、いよいよ危ない局面に差し掛かったと見られます。 日本人の凶悪犯罪をこれ以上増やさないためにも、覚悟の無い好戦主義をこれ以上伸長させないためにも、『新戦争論』の続きだけでなく、『男女論』も『道徳論』も必要な事態になったのではないでしょうか。近未来の日本と世界の命運における様々な局面において、よしりん先生の創作意欲の持続が関わってくるのではないか、そういう意味で「ゴーマニズム宣言」は世界史的な意味を持っているのではないか、最近そんな気がしております。 さて時浦師範代、今回は代打お疲れ様です。ありとあらゆる詭弁を弄したとしても、wiki擁護論には一切正当性が無く、改革論も全く意味を為さない、そのことがよーく判るという意味では貴重な(笑)駄文でしたね。ネット世界の攻撃性もきっと何らかの理由で股間のGUNを封じられた腹いせみたいなもので、劣化感情の表出は放出の代替なのでしょう。 スモーキーフレーバーを味わう余裕が皆にあればGUNは股間のモノだけで十分 na85
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よしりん師範、時浦師範代、みなぼん編集長、スタッフの皆様、執筆・編集・配信ありがとうございました。
政府は、主に経済政策の失敗として起こっている社会不安から国民の目を逸らすため、外敵の脅威を煽ってそちらに目を引き付けておきたいのでしょう。本当の脅威は米国によるルール支配やグローバル企業による経済侵略・文化破壊であり、それこそが貧困化や共同体破壊、犯罪増加にも直接つながるものなのですが…。結局安部は、人質2名が囚われているのを知りつつ中東を歴訪し、宣戦布告紛いをやらかした上でテロ組織「イスラム国」の脅威を国民に訴え、それを集団的自衛権行使で米国にポチる論拠にしています。
昨今の異常犯罪の増加に手を貸しているのは明らかに共同体の崩壊だと思われます。「自分を一番自由にしてくれる不自由」を体現する大小さまざまな共同体が崩壊していけば、社会のルールとそれへの身の処し方を共同体の先達から教えられないまま社会に出ることになり、社会生活において疎外感や不遇感に悩んで引き籠りの原因にもなるわけです。また共同体機能が減弱すれば、脳にヤバい電波が入った人やおかしなスイッチが入った人を発見することも止めることもできません。
それにしても金属バット犯と湯川遥菜が二人ともチン切りしていたとは!異常犯罪には必ずと言ってよいほど性欲が関わっているものですが、性欲を開放する手段やその象徴を自ら手放せば、鬱積した攻撃性の捌け口として武器を求めてしまうという考察には深く首肯しました。では、銃乱射事件が頻発しても強力な圧力団体であるライフル協会が銃社会を改めさせない上、しょっちゅう戦争していないと気が済まない米国は一体どれほど歪んだ性欲の蓄積があるのでしょう。
米国でGUNを手放せないほど性意識を歪ませるものがあるとすれば、それは生殖以外の性交渉は不純だとしてきたキリスト教の影響でしょう。聖職者の性犯罪などは公然の秘密です。性欲の抑圧と残虐性の関わりで言えばイスラム社会もそうだと言えます。現世では女性に教育を受けさせず素肌を晒すことも許さず、有力者以外は妻を持つことが出来ず、ジハードを敢行して死んだ男には多くの処女に囲まれた来世が約束されると信じているわけですから…。
結局、股間のGUNでもって性欲を解放できないから実物のGUNを手に取るしかなくなるのでしょう。一神教の禁欲が攻撃性につながり、世界の不安定化の原因ともなっているなら、日本人のやや放縦気味な性意識がもう少し見直されて良いはずですが、売春婦は性奴隷だと言い募ることが世界の趨勢という状態では如何ともしがたいでしょう。それに、日本人男性も最近では草食系から絶食系に移行しつつあり、それに呼応してかは判りませんが「そろそろ戦争たい」という気運も高まっており、いよいよ危ない局面に差し掛かったと見られます。
日本人の凶悪犯罪をこれ以上増やさないためにも、覚悟の無い好戦主義をこれ以上伸長させないためにも、『新戦争論』の続きだけでなく、『男女論』も『道徳論』も必要な事態になったのではないでしょうか。近未来の日本と世界の命運における様々な局面において、よしりん先生の創作意欲の持続が関わってくるのではないか、そういう意味で「ゴーマニズム宣言」は世界史的な意味を持っているのではないか、最近そんな気がしております。
さて時浦師範代、今回は代打お疲れ様です。ありとあらゆる詭弁を弄したとしても、wiki擁護論には一切正当性が無く、改革論も全く意味を為さない、そのことがよーく判るという意味では貴重な(笑)駄文でしたね。ネット世界の攻撃性もきっと何らかの理由で股間のGUNを封じられた腹いせみたいなもので、劣化感情の表出は放出の代替なのでしょう。
スモーキーフレーバーを味わう余裕が皆にあればGUNは股間のモノだけで十分 na85