こんにちは。「新戦争論1」を購入し、拝見いたしました。

アメリカがイラクに侵略戦争をしたいがためにありもしない大量破壊兵器を「あると言ったらある」とこじつけ戦争へとイラクを追い詰めていった様は、まるでヤクザのようでちゃくちゃ恐ろしかったです。
正義の旗を掲げて多くの罪なき命を奪いイラクをめちゃくちゃに破壊しておきながら、後から「大量破壊兵器があるという情報は間違いでした」と謝罪されても被害者たちからすれば知ったこっちゃありません。アメリカはイラクを悪の枢軸だの平和に対する脅威だの罵ってましたが、そう吹聴していたアメリカこそが悪の枢軸であり平和に対する脅威なのだと思えてなりません。イラク戦争を支持していたすべての国も。
「テロには屈しない」と声高に叫ぶ安倍氏の内閣支持率が上がっているのは、支持している人たちが「日本がテロに巻き込まれるなんてことは絶対ない」と所詮対岸の火事としか思ってないか、巻き込まれてもすぐ全てが終わると思い込んでるからでしょう。テロとの戦いが人類が滅亡するまで終わらない泥沼だということに気づくこともなく。

自称イスラム国に賛同して兵士として参加した人たちの中には、北朝鮮にいるよど号ハイジャック犯たちのように「なんとか帰国への道を開いてほしい」と泣きつく人や脱走する人が後を絶たないのだそうです。その身勝手さに腹も立ちますが、まだ引き返せるところにいるのなら引き返してほしいです。その手が罪なき人たちの血で染まるその前に。
そのことに気づいただけ、まだマシなのですから。

テロリストに人質にされてしまったたとき「胸張って死ぬために」どうしたらいいのか、真剣に考えなくてはいけないと感じました。
日本国内にいても、テロリストに拉致され自称イスラム国へ連れ去られる可能性もなくはないので。その可能性が高まったしまっていることが非常に恐ろしいです。

成宮君演じるカイト君の卒業はめちゃくちゃショックです。
カイト君への右京さんの接し方がまるで父親のようで大好きだったのに。
最終回の日まで、愛でておかなくてはと思います。