「もし人質にとられたらどうするか？」
その質問についてゴー宣読者である最も親しい友人と数日語り合っています。
人質に取られた段階で、手足を拘束され、目隠しをされ、一切の抵抗が出来ない状態になるなかで何が出来るのか。
ただ諦めることしか出来ないのではないのか。
主体的、能動的なアクションなど一切起こせない状態にあって、どうすれば早々に殺されることが出来るのか。
お互いにそのようなことを話しています。
少しでも抵抗の意志を見せたなら、生爪を剥がされたり、尿道に太い針を刺されたり、尻の穴に異物を挿入させられ肛門が破裂したり、全身に電流を流されたり、火あぶりにされて皮膚がデロデロになったり、薬物を投与されたりしたら、情けなくも音を上げて命乞いをしてしまうのではないか。
そうならない為にも早々に殺されなければならない。
日本に対しての交渉材料にならないようにサクッと殺されなければならないのは大前提なので、イマイチ質問の意図が分からずに二人で語り合っています。
「毎日毎日ヘトヘトになるまで働いて、帰ってゆっくりと休みたいのに、なんでそんな難しい話ばかりするの？ もっと楽しい話をしてくつろぎたいのにぃ」などと腑抜けたことを言って嫌がるカノジョに「馬鹿野郎、こんな大事な質問を真剣に考えねぇでどうすんだ‼︎」と怒鳴る正しい俺は果たして本当に正しいのか悩んでしまいます。
如何に早くに殺されるかを考えている毎日。
人質になった時に出来る抵抗って相手の顔にツバを吐きかけることぐらいなんじゃないだろうか？
それぐらいでサクッと殺してくれるかな？
結局、後藤さんみたいに自分の意思とは別に、すっかり人格が崩壊して、しょうもないことを言わされてしまうのではないかな？
それだけは避けたいね。
てな話をしていて、やはり未だに究極の質問の意図が理解出来ずにいます。
一択クイズを強いられているような感じ。
悲しいかな、俺はスティーブ・マックイーンではないので、ヒーローみたいな活躍も出来ずに、人質になった時点で基本的には行動の選択肢などなく、なす術なく、諦念の中で痴呆ヅラをぶら下げるしかないのでは？
友人も言う。行動の自由のない人質に自由意志などない。死ぬ自由も反抗する自由も奪われているのが人質だ。そこで、どうするか問われても、どうすることも出来ないとしか答えられない。
俺はそれに対して、うむむっと唸るのみでした。
人質にとられた時、人格が崩壊する前に殺される方法をグズグズと考えている毎日。
そんな俺の毎日は健全なのかと問うならば、「超つまんない」と答える友人がいます。

究極の質問というならば、自分の命についてよりも、自分が命を賭してでも守りたいと思っている存在が人質にとられてしまったら、どうするかという方が究極ではないかな？
てな話を友人と二人でしています。
特攻隊である英霊、宅島徳光命の「静かな黄昏の田畑の中でまだ顔もよく見えない遠くから俺達に頭を下げてくれた子供達のいじらしさ」「ほんとうにあのような可愛い子供等のためなら生命も決して惜しくはない」という言葉にある、そのような子供達が人質になった時に果たしてどうすべきなのか。
そんなことを話していたら、マジにカノジョが辟易としてしまい、不貞寝。
もし俺がカノジョと別れてしまったら、こんなややこしい質問を提示したよしりん先生のせいだからねっ‼︎

先日の道場の生放送を観ていないので、アップされる道場動画を楽しみにしてるんだからねっ‼︎


「百円の恋」は六本木でも上映されてるみたいですよー‼︎
主題歌であるクリープハイプの「百八円の恋」も必聴す。

ちなみに、せっかく新刊本を買うのに、他人が立ち読みしたやつを購入したくはないので平積みされた本の下の方から抜き出す派の俺はすべての本をビニールで包装して欲しいと願っています。
なにしろ野郎の大半は便所でちんこをいじくったあとに手洗いせずにいて、その手で立ち読みしやがるからね。
そんな恥垢まみれの新刊本は古本以上に古本だから買いたくないと思う俺は潔癖症だろうか。