昨晩『新戦争論1』を読了しました。真実や戦争のリアリティを追う意味で『パール真論』を予習しておいて良かったと思いました(ちなみに、『パール真論』は今のプロフェッションとしての仕事の大きな指針にもなっています。今さらですが、ありがとうございました!)。 『戦争論』シリーズにも『新戦争論1』にも様々な情報や知識が描かれていますが、単に表面上の情報や知識だけでは、そこに大きな価値は無く、背景も含めて考え抜き、対峙する様々な相手(友や敵や読者など多々諸々)の、本人たちですら気付いていない本心を機敏かつ正確に捉えて表現していることに、大きな価値があるのだな、と思いました。常識ある健全な庶民であればこそ、表現までは至らないにせよ、考えて真実に近づき共鳴することが可能になると思いました。情報や知識に依存し踊らされているうちは「勝ち組」と同じなのかも知れませんね。 『ゴー宣』の全作品に通底しているかも知れませんが、小林先生よりも情報や知識を持っている学者や専門家はいるでしょう。でも、彼らがほとんど役に立たず小林先生に敵わないのは、この部分に決定的に欠けるからだと思いました。 併せて、本日のブログ『メディアの作る感情を疑え』 「 情報はいつも偏っているし、人々の関心はいつも 集中的で、そして一時的で、消費したら次に移る。 もっと揺るがない思考の核になる世界観を身につけた 方がいいのではないか? 」 「 情報だけで、単純な感情を増幅するメディアは、 敵か味方か、善か悪か、の「劣化した感情」を育む だけで、それが劣化したナショナリズムに結びつく から、実にくだらないし、危険である。 」 『新戦争論1』並びに上記を読んで、アメリカの異能変人ミュージシャン、フランク・ザッパの銘言を思い出しました。 情報は知識ではない 知識は英知ではない 英知は真実ではない 真実は美ではない 美は愛ではない 愛は音楽ではない 音楽こそがベストだ 小林先生なら、最後は「音楽」ではなく「漫画」かも知れませんね。
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昨晩『新戦争論1』を読了しました。真実や戦争のリアリティを追う意味で『パール真論』を予習しておいて良かったと思いました(ちなみに、『パール真論』は今のプロフェッションとしての仕事の大きな指針にもなっています。今さらですが、ありがとうございました!)。
『戦争論』シリーズにも『新戦争論1』にも様々な情報や知識が描かれていますが、単に表面上の情報や知識だけでは、そこに大きな価値は無く、背景も含めて考え抜き、対峙する様々な相手(友や敵や読者など多々諸々)の、本人たちですら気付いていない本心を機敏かつ正確に捉えて表現していることに、大きな価値があるのだな、と思いました。常識ある健全な庶民であればこそ、表現までは至らないにせよ、考えて真実に近づき共鳴することが可能になると思いました。情報や知識に依存し踊らされているうちは「勝ち組」と同じなのかも知れませんね。
『ゴー宣』の全作品に通底しているかも知れませんが、小林先生よりも情報や知識を持っている学者や専門家はいるでしょう。でも、彼らがほとんど役に立たず小林先生に敵わないのは、この部分に決定的に欠けるからだと思いました。
併せて、本日のブログ『メディアの作る感情を疑え』
「 情報はいつも偏っているし、人々の関心はいつも
集中的で、そして一時的で、消費したら次に移る。
もっと揺るがない思考の核になる世界観を身につけた
方がいいのではないか? 」
「 情報だけで、単純な感情を増幅するメディアは、
敵か味方か、善か悪か、の「劣化した感情」を育む
だけで、それが劣化したナショナリズムに結びつく
から、実にくだらないし、危険である。 」
『新戦争論1』並びに上記を読んで、アメリカの異能変人ミュージシャン、フランク・ザッパの銘言を思い出しました。
情報は知識ではない
知識は英知ではない
英知は真実ではない
真実は美ではない
美は愛ではない
愛は音楽ではない
音楽こそがベストだ
小林先生なら、最後は「音楽」ではなく「漫画」かも知れませんね。