武藤 のコメント

『新戦争論1』についての感想です。
ネトウヨたちは特攻隊の遺書に涙し、靖国神社に行き、英霊に感謝?していますが、それは戦争の片面でしかないことが分かりました。
戦争は悲惨であり、残虐であり、時には民間人大虐殺を犯す危険がある。これは、世界中の常識であるにも関わらず、ネトウヨからは賛美!賛美!だけで加害の側面は語られません。
これは、戦争を知らないのもありますが、
「自分らは戦争に行かなくていい!安全地帯でヘイトスピーチが出来る!」という安心感があるというのが本書に描かれています。
戦争経験者がまだ現役だったころは、戦争の悲惨さと勇ましさの両面があることはしっかり分かっていました。
しかし、戦争に行っていない…戦場を知らない悲惨さか知らない世代が主導権を握ると、戦争は悲惨さしか語られなくなりました。
その反動で、戦争賛美しか許さない!戦争の悲惨さは認めないネトウヨを生んでしまった。これでは、戦争とな何か?は全く分かりません。
僕たちが戦争を正確に真実を持って語るには悲惨さ、残虐さから目をそらしてはいけないと思いました。

No.136 120ヶ月前

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