na85 のコメント

 『戦争論』はネトウヨの生みの親なのか?ネトウヨにそもそも保守や右翼を名乗らせてよいのか?ネトウヨにしろネオナチにしろ、好戦主義と排外主義の合体が右傾化だというなら、確かに現政権は右傾化しているが、それは『戦争論』を左翼・サヨクへのカウンターとしか受け取らなかった者たちのせいです。しかし、その現象に対しても『戦争論』著者が責任の一端を持たないといけない、否、持たないと大変な禍根を、将来において残す危険があると判断された末の『新戦争論』執筆だったと思います。
 また娯楽としても楽しめるとのことで大変期待しております。これは『戦争論1』で試され、『大東亜論』で洗練されたような、物語の手法で右脳に訴えかけるものだと推測しています。読者が正しく受け取ったなら、ネトウヨ的情報戦に堕さないような、魂を揺さぶって精神の芯を作るものになっていると思うわけです。
 船が一方に傾きはじめたら、ギリギリまで逆の舷に踏みとどまろうという頭山満の覚悟は、よしりん師範に正統に受け継がれたのだと理解しております。流れや潮目が変わったら、あっという間に付和雷同して皆大挙して逆の舷に移動したがるのが日本人ならば、その覚悟は並大抵のことではないと思います。
 公論の核を育てる場としてのゴー宣道場も、その外局としてのライジングも、おそらく参加者はこのあたりからが正念場なのではないかと感じます。船が逆側へ傾き始めた今、自分の現場で、自分の言葉が、周りの皆の信頼を勝ち得るモノとして作用するかどうか、ここにかかっているかと思われます。

 その言葉のテキストはもちろんゴー宣SPECIALシリーズ na85

No.96 121ヶ月前

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