皆、よく気軽に「保守」って名乗れますよね。何を守るかということをよく考えもしないまま。だから、実際は既得権益だとか、自分のプライドだとかを保守したいだけの人が多い！
例えば、富裕層にとって「保守」という言葉は都合がいいでしょう。自分が今の地位にいられる社会状況は変えてほしくないだろうし、「革命」なんて起こされたらたまったものではないから。(けど、TPPのような自分に利する「改革」なら賛成！なんですよね。)
また、ネトウヨにとっても自分の罵詈雑言に大義が得られて、社会を変えた気になれるから、「保守」は都合がいい。
そして、若者にとっても保守ブームは都合がいい。別に現状幸せだから、わざわざ波風を立てたくないわけです。
同じ「保守」でも小林よしのりに比べて彼らの卑小さ、せせこましさはどうだ。やはり、守るものの大きさがスケールのでかさに繋がっていると思えます。