鷲音モー のコメント

ただ今、特急列車に揺られております。
北の国から長い旅路の末に大崎に辿り着きまして、いえい、ゴー宣道場に参加させて頂きました。
およそ2年振りのライブの参加。
今回、ゲスト参加された宇野さんと古市さんは小林先生とは思想的には立ち位置が違いますが、いわゆる保守を自称する知識人が醸し出す独特の選民意識の嫌らしさがまるでなく、計り知れないアホンダラである俺にでも理解出来る言葉で真剣に話されていて、知的好奇心を刺激され、すっげぇ面白かったっす。
いわゆる論壇の世間に取り込まれて同じ主張をして同調し合って互いを慰撫して満足したり、相反する意見をがなり合いながら批判合戦したりするような生産性の皆無な議論にならないゴー宣道場って、やっぱ最高に楽しいです。
自分では何も考えず、壇上に立つグレイトな人の提示する答えを有難がって丸呑みして得意げな顔をしてピースサインをするのは楽なこと。
楽をするのと、楽しむことは同じ漢字なのに意味が随分違うんだな、などと思ったりして、ゴー宣道場は楽をする場所ではなく楽しむ場所なのだと改めて思いました。
古市さんの話されることがいちいち合点がいき、頭脳がスパークして、自分の思考が刷新されました。

道場が終わり、余りの面白さに興奮状態にある俺は連れと二人で山の手線に乗って、ぐるりと回っている間も道場の話で盛り上がり、月島へ行き、もんじゃ焼きをハフハフと食べ、生ビールを飲み飲み、道場の話題をフルスロットルしました。

道場をライブで体験すると、一人の時は帰路、頭脳の中で道場で聞いた話を何度も反芻し、じっくりと考えを深める楽しさがあります。
友人と二人で参加した時は、帰り道に飯屋へ寄って、ビールを飲みながら互いに感じたことを話し合い、一人で考えているだけでは気付かなかったことに気付かされたりする楽しさがあります。
多数の仲間で参加した時は、道場終わりに居酒屋で半ばどんちゃん騒ぎのような様相でタワケた話題からマジメな話題までを織り交ぜながら公論をする楽しさがあります。

俺はやはり少人数で軽くアルコールを嗜みながら互いに感じたことを静々と、それでいて熱く語り合うのが楽しいのですが、連れは大人数の気の合う仲間と酒をがぶ飲みながら、ゲハゲハと下品に笑い合い、硬軟織り交ぜた会話を楽しむのが好みらしく、俺が一人熱く語っていても、白目をむいて、「おどれのくだらない話に、あたいはいつまで付き合わせられなければならないんだい、このマザーファッカー‼︎」というような顔をして、もんじゃ焼きを頬張るのです。
それでも道場のあとに飲むビールは最高。
道場のあとに語り合うのも最高。

そして今、良い具合にホロ酔いながら特急列車に揺られております。

No.65 122ヶ月前

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