>>144 na85さん 自分の投稿以外の寄稿文に自分の名前が現れると大変うれしい気持ちになりますね。これは「承認願望」でいけない事なのでしょうか? 昨日、やっと今年度に収穫した米の品質検査が終わり、今年の地元での稲作はほぼ完了しました。稲刈りと稲の乾燥は稲作の中でも特に神経と体力を使う作業で収穫時期と計画が狂っておくれようものなら乾燥する期間を逃してしまい、美味い米が出来上がりません。 水の適切な浄化と生物の多様性を促進させる岩澤式不耕起栽培も栽培を続けていくとミネラルが不足してしまうことから収穫が落ち込み、初めての収穫から三年目になると貝化石や細菌液を糠とともに収穫した後に散布します。化学肥料と農薬が出回る前は貝化石や細菌液を散布しなくともそれなりの収穫ができたことから現在の土壌や農業用水は貝化石に頼らなければならないほどに養分がやせ細っているということなんでしょう。 なお、米国では河川の健全な水流と水流による環境保全を目的としているダムの解体が進んでいて、1912年以降撤去された1,150基のダムの内、850基がここ20年で撤去されたそうです。日本もダムの使用目的が明確であれば撤去可能なダムは無数に出てくると思うのですが、地元住民がその認識を深めていくか否かが今後の重大な問題となるのでしょう。その点でも98円の値打ちしかないイデオロギーパックにその十数倍の値段を出して買うよりもゴー宣道場ブログやライジングを読んで思考を深めていく方がこの先、比較にならないほどに自分の人生に対して有益となってくると思います。 現在、経済において最も関心を深めた書物が富山和彦氏の「なぜローカル経済から日本は蘇るのか」です。この書物ほど簡素にグローバル事業と地元(ローカル)事業を明確にかつ、簡素に表した書物は珍しいのではと思います。本書でも小林師範やna85さんが仰っていたようにグローバル企業がいくら利益を上げた所でトリクルダウンは起きない事。そしてグローバル企業で食べていけるのは1%未満の人々であり99%と大半の人々はグローバル企業とはほぼ無関係のローカル事業によって生活してくのであって、ローカル事業こそにマスコミも政府も注目しなければならないというものです。ローカル事業とグローバル事業では場所も経営方式も全く異なり、グローバル事業を展開する舞台は、下請け事業を除いて東京などの大都市中心部に限定され、オリンピックの金メダルを取り続けるような企業しか下請けを含めて生き残れないのです。その一方でローカル事業は事業展開がローカルに限定されていることから少し離れた地域の同業者と衝突することもなく、ほか地域の同業者と知恵やノウハウを交換し、お互いに切磋琢磨しながら運営していくという地元限定の緩やかな競争の下で運営されていく事業というものなのです。よって、地域で首位を目指すことはあっても全国で独占して首位を目指す、または世界で首位を争うこともないのです。 今後の景気や事業の見直しをする際、一度この書物を手に取ってみては如何でありましょう? さて、これから冬と来春の農作物と炭の準備だ。 長文失礼しました。不適切な個所があれば訂正します。それではまた。
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>>144 na85さん
自分の投稿以外の寄稿文に自分の名前が現れると大変うれしい気持ちになりますね。これは「承認願望」でいけない事なのでしょうか?
昨日、やっと今年度に収穫した米の品質検査が終わり、今年の地元での稲作はほぼ完了しました。稲刈りと稲の乾燥は稲作の中でも特に神経と体力を使う作業で収穫時期と計画が狂っておくれようものなら乾燥する期間を逃してしまい、美味い米が出来上がりません。
水の適切な浄化と生物の多様性を促進させる岩澤式不耕起栽培も栽培を続けていくとミネラルが不足してしまうことから収穫が落ち込み、初めての収穫から三年目になると貝化石や細菌液を糠とともに収穫した後に散布します。化学肥料と農薬が出回る前は貝化石や細菌液を散布しなくともそれなりの収穫ができたことから現在の土壌や農業用水は貝化石に頼らなければならないほどに養分がやせ細っているということなんでしょう。
なお、米国では河川の健全な水流と水流による環境保全を目的としているダムの解体が進んでいて、1912年以降撤去された1,150基のダムの内、850基がここ20年で撤去されたそうです。日本もダムの使用目的が明確であれば撤去可能なダムは無数に出てくると思うのですが、地元住民がその認識を深めていくか否かが今後の重大な問題となるのでしょう。その点でも98円の値打ちしかないイデオロギーパックにその十数倍の値段を出して買うよりもゴー宣道場ブログやライジングを読んで思考を深めていく方がこの先、比較にならないほどに自分の人生に対して有益となってくると思います。
現在、経済において最も関心を深めた書物が富山和彦氏の「なぜローカル経済から日本は蘇るのか」です。この書物ほど簡素にグローバル事業と地元(ローカル)事業を明確にかつ、簡素に表した書物は珍しいのではと思います。本書でも小林師範やna85さんが仰っていたようにグローバル企業がいくら利益を上げた所でトリクルダウンは起きない事。そしてグローバル企業で食べていけるのは1%未満の人々であり99%と大半の人々はグローバル企業とはほぼ無関係のローカル事業によって生活してくのであって、ローカル事業こそにマスコミも政府も注目しなければならないというものです。ローカル事業とグローバル事業では場所も経営方式も全く異なり、グローバル事業を展開する舞台は、下請け事業を除いて東京などの大都市中心部に限定され、オリンピックの金メダルを取り続けるような企業しか下請けを含めて生き残れないのです。その一方でローカル事業は事業展開がローカルに限定されていることから少し離れた地域の同業者と衝突することもなく、ほか地域の同業者と知恵やノウハウを交換し、お互いに切磋琢磨しながら運営していくという地元限定の緩やかな競争の下で運営されていく事業というものなのです。よって、地域で首位を目指すことはあっても全国で独占して首位を目指す、または世界で首位を争うこともないのです。
今後の景気や事業の見直しをする際、一度この書物を手に取ってみては如何でありましょう?
さて、これから冬と来春の農作物と炭の準備だ。
長文失礼しました。不適切な個所があれば訂正します。それではまた。