三味線弾き のコメント

Vol.98の配信、ありがとうございました。
集団に群れず思想する孤独に耐える勇気と覚悟があれば、また普通に正直に謙虚でいれば、イデオロギー化の多くは防げると思うのですが、仕事の現場でも常にそうあり続けられるか、というと自戒を込めなければなりません。
吉田調書は、証言以外の朝日独自の見出しや説明をほとんど読み飛ばしていたせいか、朝日の恣意的な誤読・誤報にはほとんど気付きませんでした。原発事故のような超重大事では、国の美談よりも名誉よりも、醜くともあるがままに表現する方がよいと思いますが、朝日はイデオロギーを盛ってしまったのでしょうね。
ただ、朝日がスクープしたころ国会では、特定秘密保護法案が審議中だったでしょうか。そんな空気でゲリ自民が隠したい過酷な証言をスクープした点は、素直に評価されるべきだと思います。どうも近頃の奴隷メディアの朝日叩きは、ゲリ自民におもねり過ぎですね。

トッキーさんの『ウィキ直し!』に紹介された64%というwikiの信頼性、まじすか! wikiなど恥ずかしくて引用できませんし、せいぜい夕刊紙レベルの信頼性だと思います。wikiの記述は、ひたすら『新天皇論』の主張内容の説明に徹すればよいだけなのに、男系固執のイデオロギーを盛るからド素人のボツ駄文になるのでしょうね。最後のトッキーさんの、
  「あ・の・な~~~~~~~~!!!」
という叫びには、失礼ながら思わず吹きました。一体どんなヤツが書いているのか顔を見てみたいですね。表現から察するに、頭が悪くて仕事できなそ〜な、身勝手そ〜な、不潔そ〜な、モテなさそ〜な、感じなんだろうなぁ...

今号はお休みですが、海老蔵主演の映画『喰女−クイメ−』を観て『ザ・神様!』が思い浮かびました。男と女のどうしようもない両極端な性と欲望、世の善悪を超越した男と女の愛憎の深さ、は日本神話に近いものを感じます。柴咲コウの情念・怨念を帯びた演技が輝いていました。海老蔵は現代劇には不向きかも知れませんが、彼の私生活イメージが交錯する場面もありハマリ役でしたよ。ひょっとすると、高森先生や木蘭先生はこういった映画がお好きかもしれませんね。

No.38 118ヶ月前

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