感想を書こうとしましたが、皇統男系固執者が以前のご自身に向けられた反論に全く異議を唱えずに（間違っていたら失礼、報告され次第、ただちに訂正させていただきます）懲りずに皇統男系固執を強調しようとしていますので異議をまず唱えさせていただきます。

>>26　ナイトさん

>日本書紀、続日本紀には男系継承を示す内容が書いています。

日本書紀、続日本紀の原文を拝見されましたか？日本書紀、続日本紀の原文は漢文で書かれていることから男系を絶対とする支那に向けて書かれていることは明快であり、よって、皇統も男系優先で書かれていることは明快です。よって、本来女系継承であるはずの皇統も男系優先で書かれているわけであり、女系継承も男系に書き直された経歴が所々に記されています。また日本書紀は律令時代に作成された書物であることからその時代と作成された都合で男系優先で書かれたという経歴があるわけで、男系を強調しているという証拠はいくらでも見られる書物でもあります。
その証拠に神功皇后も日本書紀では一箇所だけ天皇と記されていますし、皇室の正式な系図である旧譜皇統譜にも記されている世系（血統）第二の天忍穂耳命が世系第一である天照大神の息子であることも明確に記されていることから皇統は明らかに女系で続いています。

天忍穂耳命が世系第一である天照大神の息子である証拠

日本書紀　神代下
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天照大神の子正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊、高皇産霊尊の女栲幡千千姫命を娶きたまひて、天津彦彦火瓊瓊杵尊を生れます。
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時に天照大神、勅して曰はく、「若し然らば、方に吾が児を降しまつらむ」とのたまふ。且将降しまさむとする間に、皇孫生まれたまひぬ。号を天津彦彦火瓊瓊杵尊と曰す。
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女性神である証拠

日本書紀　神代上
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素戔嗚尊、請して曰さく、「吾、今教を奉りて、根国に就りなむとす。故、暫く高天原に向でて、《姉》と相見えて、後に永に退りなむと欲ふ」とまうす。
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よって、日本書紀を用いて皇統男系を強調しているという主張は根拠の乏しい内容となり、皇統の女系を否定する根拠とはなりません。

>斉明天皇から天智天皇、元明天皇から元正天皇に実線が引かれておらず斉明天皇・草壁皇子より実線が引かれて

そして、その実線はイザナギ、イザナミからなり、血統を示す「世系」の第一にも女性神である天照大神が記されていることからいくら後の歴代天皇や皇族にいかなる形で実線が引かれていても結局は皇統は女系を公認していることに他なりません。

それと、この「旧譜皇統譜」にも記されていますが、「草壁皇子より実線が引かれて」と記され、草壁皇子を天皇として記していないことから草壁皇子が天皇に即位していない以上、男系に固執していれば「125代絶え間なく続いてきた」という皇統の歴史が成り立たなくなることも強調されていることになることにお気付きになりませんか？

つまり、「Wiki通り、皇位継承はすべて男系継承でなされた」となれば、草壁皇子の代で皇統は一度断絶していたことになり、「125代現在まで絶え間なく皇統が続いている」という史実が成り立たなくなり、「天皇制打倒」をほざく、左翼、サヨクが作成した自虐史観の通りに日本神話が全く否定され、省かれた歴史教科書に記されている自虐史観の歴史しか成り立たないわけです。

よって、ナイトさんの皇統男系固執という主張やそれに基づく歴史は「天皇制打倒」をほざく、左翼、サヨクの自虐史観の御先棒を担いでいることに他ならないのです。

恐らく、ナイトさんはここで説明した内容に対しても異論はないと思われます。もし、異論があるならば明確に反論するであろうと個人的には考えますので。おそらく、他の突っ込みも「天皇制打倒」をほざく、左翼、サヨクの自虐史観の御先棒を担ぐ形でここに書き込み主張をされるのでしょう。今後の突っ込みも楽しみにしていますが、寄稿者の意義に対して反論もしなければ他の寄稿者からも相手にされなくなり、「天皇制打倒」をほざく、左翼、サヨクの自虐史観を強調するための御先棒を担ぐだけの人に成り下がってしまう恐れがあると自分へのの戒めとしてもここで述べさせていただきます。

ライジングに対する感想は後ほど。