アイヌについて、最近話題になっていたので、 『小林よしのり アイヌ』で検索しました。 すると出てきた検索結果10件のうち、9件が、明らかに左翼と 見られる文章もしくは、小林よしのり嫌いからまともに思考する ことをやめたブログばかりでした。 唯一まともな文章1件が、ゴー宣道場内の切通理作さんのブログでした。 ゴー宣道場 切通理作 「卑怯者からの脱却のために 「アイヌ系日本人からの告発」を受けて」 (2010年11月22日) (https://www.gosen-dojo.com/index.php?key=jo0y6khtm-57) わたしはこれを読んで、切通さんの言葉は重いと思いました。 特に最初の二行 「僕は「ワイドショーのコメンテーターになりたい」という夢を持って いるのですけれども、もし仮になれたとしても、この問題については、 語ることすら出来ないかもしれません。」 という言葉にわたしは衝撃を感じました。 その後に、『アイヌというくくり方自体が「近代化の産物」』、 『「各々の文化」を明確化してこないで、「歴史をキチンと見直し、 オープンの場で議論」しないことが、逆にアイヌ差別を増やしている』 という切通さんの言葉が出てきました。 4年前に切通さんは、アイヌについてここまで思索していました。 一方わたしは、アイヌについてまだまだ思索が足りませんでした。 反省します。 この切通さんの発言に較べると、 「アイヌは絶対弱者だ、異論を唱えることは許さぬ」系の左翼と 「アイヌなんて左翼の運動だ、肩入れする必要はない」系の自称保守、 ネトウヨ達がコップの中の醜い争いをしているのが、 なんともバカでみっともなくて、もう、どうしようもありません。 両方とも小林よしのりを目の敵にしていて、左翼は小林よしのりを 「国家権力に与する」「過激な右翼」と評し、ネトウヨは左翼批判の 皮をかぶって在日にヘイトスピーチを浴びせる本末転倒なことを しています。 特に自称保守などは、「自称人権派・平和主義者の方にはアイヌ問題 を取り上げる前に、是非チベット・ウイグルでの中共政府の民族浄化に 声を上げていただきたいものです。」 などとしれっと言うが、わたしは逆に自称保守に、 「じゃあ、おまえたちは『アイヌ問題』について一分一秒でもまともに <思索>したことあるのかよ」と問うてみたいです。 切通さんのブログではまた、 砂澤ビッキさんの言葉が紹介されていました。 『「人個人の権利を土足で踏みにじる同じ人間が主張する 反差別とはいったいなんなのだろう」』 左翼がアイヌを『かわいそう』『絶対弱者』という言葉で ひとくくりにするのも、自称保守やネトウヨがアイヌを在日と 同じくくりで語ろうとするのも、「人個人の権利を土足で踏み にじる」点においては同じだと思いました。 左翼と自称保守は反目しているようで実は、 アイヌの文化や業績を抹殺しようとしている点で共同歩調を 取っているのではないでしょうか。 片や「(我々がイメージする)アイヌの歴史に異論を唱える ことは許さない」同調圧力。 片や「『アイヌ問題』についてまともに思索する奴は 左翼のレッテルを張るぞ」の同調圧力。 この2つの同調圧力が『アイヌ問題』の本質を 見えなくしている真犯人ですね。 わたしはこの2つの圧力に負けないよう、 これからは『アイヌ問題』について堂々と思索していきたいです。
チャンネルに入会
フォロー
小林よしのりチャンネル
(ID:14255373)
アイヌについて、最近話題になっていたので、
『小林よしのり アイヌ』で検索しました。
すると出てきた検索結果10件のうち、9件が、明らかに左翼と
見られる文章もしくは、小林よしのり嫌いからまともに思考する
ことをやめたブログばかりでした。
唯一まともな文章1件が、ゴー宣道場内の切通理作さんのブログでした。
ゴー宣道場 切通理作
「卑怯者からの脱却のために 「アイヌ系日本人からの告発」を受けて」
(2010年11月22日)
(https://www.gosen-dojo.com/index.php?key=jo0y6khtm-57)
わたしはこれを読んで、切通さんの言葉は重いと思いました。
特に最初の二行
「僕は「ワイドショーのコメンテーターになりたい」という夢を持って
いるのですけれども、もし仮になれたとしても、この問題については、
語ることすら出来ないかもしれません。」
という言葉にわたしは衝撃を感じました。
その後に、『アイヌというくくり方自体が「近代化の産物」』、
『「各々の文化」を明確化してこないで、「歴史をキチンと見直し、
オープンの場で議論」しないことが、逆にアイヌ差別を増やしている』
という切通さんの言葉が出てきました。
4年前に切通さんは、アイヌについてここまで思索していました。
一方わたしは、アイヌについてまだまだ思索が足りませんでした。
反省します。
この切通さんの発言に較べると、
「アイヌは絶対弱者だ、異論を唱えることは許さぬ」系の左翼と
「アイヌなんて左翼の運動だ、肩入れする必要はない」系の自称保守、
ネトウヨ達がコップの中の醜い争いをしているのが、
なんともバカでみっともなくて、もう、どうしようもありません。
両方とも小林よしのりを目の敵にしていて、左翼は小林よしのりを
「国家権力に与する」「過激な右翼」と評し、ネトウヨは左翼批判の
皮をかぶって在日にヘイトスピーチを浴びせる本末転倒なことを
しています。
特に自称保守などは、「自称人権派・平和主義者の方にはアイヌ問題
を取り上げる前に、是非チベット・ウイグルでの中共政府の民族浄化に
声を上げていただきたいものです。」
などとしれっと言うが、わたしは逆に自称保守に、
「じゃあ、おまえたちは『アイヌ問題』について一分一秒でもまともに
<思索>したことあるのかよ」と問うてみたいです。
切通さんのブログではまた、
砂澤ビッキさんの言葉が紹介されていました。
『「人個人の権利を土足で踏みにじる同じ人間が主張する
反差別とはいったいなんなのだろう」』
左翼がアイヌを『かわいそう』『絶対弱者』という言葉で
ひとくくりにするのも、自称保守やネトウヨがアイヌを在日と
同じくくりで語ろうとするのも、「人個人の権利を土足で踏み
にじる」点においては同じだと思いました。
左翼と自称保守は反目しているようで実は、
アイヌの文化や業績を抹殺しようとしている点で共同歩調を
取っているのではないでしょうか。
片や「(我々がイメージする)アイヌの歴史に異論を唱える
ことは許さない」同調圧力。
片や「『アイヌ問題』についてまともに思索する奴は
左翼のレッテルを張るぞ」の同調圧力。
この2つの同調圧力が『アイヌ問題』の本質を
見えなくしている真犯人ですね。
わたしはこの2つの圧力に負けないよう、
これからは『アイヌ問題』について堂々と思索していきたいです。