たとえば、厚生労働省の『グラフでみる世帯の状況』 http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/20-21-01.pdf のP14下図「児童の有無及び児童数別にみた世帯数の構成割合・平均児童数の年次推移」によれば、平成22年統計では、 ・児童のいない世帯・・・74.7(%) ・1人の世帯・・・11.3(%) ・2人の世帯・・・10.7(%) ・3人の世帯・・・2.9(%) ・4人以上の世帯・・・0.4(%) となります。「児童のいない世代」には子供が独立した高齢世帯も含まれるので、極端に高い比率となっていますが、世代を経るごとに指数関数的に子供が減少する傾向は変わらないとみてよいでしょう。重要なのは「児童のいる世帯」の減少比率で、平成元年の41.7(%)から平成20年の25.3(%)まで、たった20年間で4割も減少しています。 皇室は国民と共(一夫一婦制)にあるのが、歴代陛下をはじめ皇族方のポリシーなので、この傾向がそのまま皇室に反映されると仮定すれば、子供1人が誕生する可能性は11.3(%)、うち男子が誕生する可能性は0.5を乗じて5.65(%)、子供2人が誕生する可能性は10.7(%)、同様に男子誕生の可能性は5.35(%)、子供3人以上の可能性はいよいよ絶望的となり、男子誕生の可能性は1.45(%)... ようするに、>>48に示されている詭弁的な数字に、これらの実態比率を乗じたものが、現実に近い「確率」でしょう。『ウィキ直し!』でトッキーさんが「もちろんそれでも『100%』とは言えない」と仰ったのは、「児童のいない世帯」になる場合や、不慮の事故等を考慮してのことでしょう。 万全を期すべき皇位の安定継承の問題が、取るに足らない希望的観測や個人的信仰・嗜好により、その解決を阻まれてよいはずがありません。
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小林よしのりチャンネル
(ID:2593328)
たとえば、厚生労働省の『グラフでみる世帯の状況』
http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/20-21-01.pdf
のP14下図「児童の有無及び児童数別にみた世帯数の構成割合・平均児童数の年次推移」によれば、平成22年統計では、
・児童のいない世帯・・・74.7(%)
・1人の世帯・・・11.3(%)
・2人の世帯・・・10.7(%)
・3人の世帯・・・2.9(%)
・4人以上の世帯・・・0.4(%)
となります。「児童のいない世代」には子供が独立した高齢世帯も含まれるので、極端に高い比率となっていますが、世代を経るごとに指数関数的に子供が減少する傾向は変わらないとみてよいでしょう。重要なのは「児童のいる世帯」の減少比率で、平成元年の41.7(%)から平成20年の25.3(%)まで、たった20年間で4割も減少しています。
皇室は国民と共(一夫一婦制)にあるのが、歴代陛下をはじめ皇族方のポリシーなので、この傾向がそのまま皇室に反映されると仮定すれば、子供1人が誕生する可能性は11.3(%)、うち男子が誕生する可能性は0.5を乗じて5.65(%)、子供2人が誕生する可能性は10.7(%)、同様に男子誕生の可能性は5.35(%)、子供3人以上の可能性はいよいよ絶望的となり、男子誕生の可能性は1.45(%)...
ようするに、>>48に示されている詭弁的な数字に、これらの実態比率を乗じたものが、現実に近い「確率」でしょう。『ウィキ直し!』でトッキーさんが「もちろんそれでも『100%』とは言えない」と仰ったのは、「児童のいない世帯」になる場合や、不慮の事故等を考慮してのことでしょう。
万全を期すべき皇位の安定継承の問題が、取るに足らない希望的観測や個人的信仰・嗜好により、その解決を阻まれてよいはずがありません。