このリバタリアンの木村氏は、本書に批判的であるが、 ちゃんと本書を読んだ上で、意見を書いている分だけ、 好感が持てると思います。 本書を読みもしないで、あるいは立ち読みで済ませて、 本書を頭ごなしに非難する連中よりはまともだとは思います。 ただやはり先生もご指摘の通り、「国家が間違った戦争に 国民を駆り立てる可能性など、寸毫たりともよぎりはしないのだろう」 と言う木村氏の意見には、賛同できませんでした。 彼が先生の著書をもうすこし渉猟しておれば、「国家が間違った戦争に 国民を駆り立てる危険性」から安倍政権の推し進める 集団的自衛権(それは立憲主義を破壊して行おうとするもの) に先生は反対をしている事に気づくはずなのに、木村氏はそれに 気づかない。 リバタリアニズムの権化の政治家、中曽根康弘は、国鉄民営化、 煙草と塩を専売公社から民間会社、電電公社からNTT、 日本航空を民営化と、あらゆるものを民営化し、 日ノ出町の山荘でロン・ヤスのパフォーマンス、不沈空母の日米関係で、 マスコミの注目を惹く一方で、靖国参拝で松平宮司から 「越中褌で───」と一喝されるような無礼な参拝の仕方をしました。 右だけでなく実は左側にも中曽根ファンが多いのは、実は中曽根の 政治行動の中に左翼的な匂いがあり、リベラリストはそれを 本能的に嗅ぎ取っているからではないだろうか。 一方で、自ら保守を名乗っているものは、そういうことに少しも 警戒心を覚えず、ただ中曽根を「保守の本道」と崇めてやまず、 バカらしい限りではあります。
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!
昭和28年福岡生まれ。昭和51年ギャグ漫画家としてデビュー。代表作に『東大一直線』『おぼっちゃまくん』など多数。『ゴーマニズム宣言』では『戦争論』『天皇論』『コロナ論』等で話題を巻き起こし、日本人の常識を問い続ける。言論イベント「ゴー宣道場」主宰。現在は「週刊SPA!」で『ゴーマニズム宣言』連載、「FLASH」で『よしりん辻説法』を月1連載。他に「週刊エコノミスト」で巻頭言【闘論席】を月1担当。
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このリバタリアンの木村氏は、本書に批判的であるが、
ちゃんと本書を読んだ上で、意見を書いている分だけ、
好感が持てると思います。
本書を読みもしないで、あるいは立ち読みで済ませて、
本書を頭ごなしに非難する連中よりはまともだとは思います。
ただやはり先生もご指摘の通り、「国家が間違った戦争に
国民を駆り立てる可能性など、寸毫たりともよぎりはしないのだろう」
と言う木村氏の意見には、賛同できませんでした。
彼が先生の著書をもうすこし渉猟しておれば、「国家が間違った戦争に
国民を駆り立てる危険性」から安倍政権の推し進める
集団的自衛権(それは立憲主義を破壊して行おうとするもの)
に先生は反対をしている事に気づくはずなのに、木村氏はそれに
気づかない。
リバタリアニズムの権化の政治家、中曽根康弘は、国鉄民営化、
煙草と塩を専売公社から民間会社、電電公社からNTT、
日本航空を民営化と、あらゆるものを民営化し、
日ノ出町の山荘でロン・ヤスのパフォーマンス、不沈空母の日米関係で、
マスコミの注目を惹く一方で、靖国参拝で松平宮司から
「越中褌で───」と一喝されるような無礼な参拝の仕方をしました。
右だけでなく実は左側にも中曽根ファンが多いのは、実は中曽根の
政治行動の中に左翼的な匂いがあり、リベラリストはそれを
本能的に嗅ぎ取っているからではないだろうか。
一方で、自ら保守を名乗っているものは、そういうことに少しも
警戒心を覚えず、ただ中曽根を「保守の本道」と崇めてやまず、
バカらしい限りではあります。