ナイト のコメント

「ウィキ直し」のウィキ直し。

偏向
●女系を認めれば皇位の安定的継承が保障されるかのような言辞を多用し今上天皇の孫・曾孫世代における男子皇族の誕生の可能性は描かず、「将来皇族がいなくなってしまう」と唱える。
・はっきり言ってこの筆者は、将来皇室が存在しようが消滅しようが、どっちでもいいとしか思っていません。
「今上天皇の孫・曾孫世代における男子皇族の誕生の可能性」を描いていないなどと文句をつけていますが、その「可能性」とは、悠仁さまに男の子ができるということが絶対的な必要条件となります。
 もし悠仁さまに男子ができなければ、将来皇族がいなくなってしまうのです。皇室は消滅するのです。男子が続けて誕生して、男系で存続する可能性もゼロではありませんが、それは極めて不安定な確率の賭けになります。
 女系継承を認めれば、皇位の安定的継承が保障される「かのような」言辞を多用している、などと悪意むき出しの書き方をしていますが、「かのような」ではありません。確実に、大幅に保証されるようになるのです。もちろんそれでも「100%」とは言えないのですが。
→確率論でいえば、男子誕生の確率は1人の場合は50%、2人の場合は75%、3人の場合は約87.5%、4人の場合は約93%。
極めて不安定とは言えませんね。
皇室では世間一般のように経済的理由で子供が産めないという事はありませんので、2~3人を期待するのは不自然でも何でもありません。
悠仁親王殿下が秋篠宮殿下が結婚したくらいの年齢で結婚できるよう、周りのサポートが重要と考えます。


・要するにこれを書いた男系固執論者は、女系を認めるくらいなら皇室がなくなったってかまわないと思っているのです。男系継承ができる可能性がゼロでない限りは決して女系は認めず、いかに分が悪かろうとも一か八かの博打を打ち、賭けが外れた時には天皇なんかいなくなったっていい! としか思っていない。そんな本音を、ここで顕わにさせているわけです。
 男系固執論者は、「皇統なんかどーでもいい! それより男系の方が大事!」と主張しているのです。
→歴史上、女系のみの継承は存在していないので、皇統=男系ということになります。つまり女系継承を認める=皇統断絶になります。
2600年以上続いてきた歴代天皇の意思を無にしてはいけません。
女系論者は「歴史観・国家観なんかどーでもいい!それよりとりあえず血を繋いどけ」と主張しているのです。

●皇后美智子・皇太子妃雅子がバッシングを受けた事例を挙げ悠仁親王が妃を見つけることの困難さを繰り返し主張する一方、皇籍にとどまる皇族女子、特に愛子内親王が女性皇太子となった場合の配偶者を見つけることの困難さについては全く言及していない。
・何が言いたいのかわかりません。
 愛子さまが女性皇太子となったら配偶者を見つけることが困難になるから、民間に嫁に出してしまった方がいい、次世代の皇族が悠仁さま一人になってもいい、と言いたいのでしょうか?
 そしてたった一人の皇族となる悠仁さまに嫁いだ女性が、男子を産まなければ皇統が絶えるというすさまじいプレッシャーをかけられ、その上さらに週刊文春や新潮にバッシングされるという残酷極まりない状況に置かれても、それでいいと言いたいのでしょうか?
 たとえ女性皇族の配偶者となる男性を見つけることが困難であろうと、皇婿を迎えて女性皇族が皇籍に留まる道を開くことは絶対に必要なのです。そうしなければ将来皇族がいなくなる可能性が極めて高くなり、そのプレッシャーは、悠仁さまの妃となる女性を確実に不幸にしてしまうことでしょう。
 男系固執論者は、こういうことは一切考えません。女なんか、どんな不幸になったって知ったことか! としか思っていないのですから。
→以前、「旧皇族子孫とそれ以外の一般男子の数を比べたら一般男子の方が多いから配偶者は見つかる」と新天皇論で述べていましたが、そもそも日本史上、一般男性が皇室に入った事はありません。
そんな歴史上一度もない事を考える一般男子は果たしているでしょうか?限りなくゼロに近いと思います。
その困難さを述べずに一方的に男系派を非難するのはフェアではありません。
男系派は悠仁親王妃の「皇子を産まなければ」というプレッシャーを軽減するために旧皇族子孫に復帰していただく事を主張しているのです。
悠仁親王妃と複数の皇族の妃殿下がいらっしゃれば、一人にかかるプレッシャーも軽減されるでしょうから。

●旧皇族の皇籍復帰について「民間に生まれ育った一般人を皇族とする」と批判している一方、女系容認論が「民間で生まれ育った一般人を皇族女子の婿とし皇族とする」制度であることについては全く述べていない。
・何万回でも言いますが、「旧皇族の皇籍復帰」ではなく、「旧宮家系国民男子の皇籍取得」です。
 旧宮家系国民男子の皇籍取得と、女性宮家の婿を「民間に生まれ育った一般人を皇族とする」ということだけで同列に並べていること自体が、何一つわかっていない証明です。
 前者には皇位継承権があり、後者にはありません。その差はとてつもなく大きいのです。
 民間に生まれ育った一般人に皇位継承権が与えられるようなことになってしまったら、もう聖域と俗界の区別がなくなってしまいます。皇室の権威は崩壊してしまいます。
→民間で生まれた皇統の血を引く男子が皇籍に復帰し、皇族になることはいくらでも前例があります。ただ、皇統の血をひかない一般男性が皇室に入るなど
前例がありません。
旧皇族は元々皇族であり、GHQの指示という不本意な形で臣籍降下させられたのです。つまり、潜在的には皇位継承権を持っているといえます。
また、皇籍復帰したとしても天皇に即位する可能性は悠仁親王殿下の次となるので、大体80年位先のことです。
その頃には皇室に生まれ育った文字通りの皇族が即位することになるので、まったく問題ありません。

・民間に生まれ育った一般人を皇族の配偶者とし、皇位継承権のない皇族にするということは、美智子皇后陛下をはじめ、妃殿下たちによってすでに十分な前例と実績があります。
 女性皇族の婿となった一般男性を皇位継承権のない皇族にするということは、妃殿下のケースをそのまま男性にも適用するだけのことですから、何の問題もありません。
 ところが、男系固執論者にはこれが我慢ならないことなのです。
 女性の方に皇位継承権があって、男にはないという上下関係ができてしまうことは、連中の男尊女卑感情が決して許さないのです。
 結局のところ、女性宮家創設や女性天皇誕生を阻止しているものは、ただただ「男尊女卑」の感情、それ以外の何物でもありません。
→世界的に見ても王室は男系継承を軸に考えられています。男系継承が叶わなかった時には女系継承をしていますが、
王朝名が変わっています。
イギリスだって、チャールズ王太子が即位したら「マウントバッテン・ウィンザー朝」に代わってしまいます。

日本は現存する最古の王朝を持つ国家です。そして2600年以上万世一系にて継承してきた皇室・天皇を戴いてきたのです。
それを維持していきたいからこそ女系継承の温床となる女性宮家に反対し、女系継承に反対するのです。
男尊女卑などとは全く関係ありません。

以上、自分の意見を述べさせていただきました。

No.48 126ヶ月前

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