都議会のヤジについて、外国から批判を受けたとなれば、少し警戒してしまいます。これも「児童ポルノ」と同じ構図じゃないか？キリスト教の性に対しての不寛容の表れで、価値観の押し付けである可能性もあるのです。
とはいえ、元々、日本の文化には男尊女卑は馴染まないでしょうし、ましてや、人に紛れて１人の女性を侮辱するようなことは、同じ日本人から見ても間違った、卑怯な行為です。
だから、こういう問題はきちんと清算して、日本人の感覚からしても、セクハラは許せないのだという態度を見せるべきだったのです。にも関わらず、都議会はうやむやにした。日本は野蛮な国だと思われ、更なる文化侵略に正統性を与えかねない最低の対応ですね。
そして、あきれるのは自民党都議会議員の鈍感さ。ヤジについて、「その程度のことで…」なんて声もあったようですね。でも、「その程度のこと」で責任を取らされるような状況はあんたらが望んだことじゃないか！グローバル化を推し進めれは、外国の価値観が押し付けられるのは分かってたことなのに。
でも、今後は変わっていくでしょう。TPPでセクハラが非関税障壁と見なされる可能性はあるし、そうでなくても外圧でセクハラのペナルティが厳しくなることは十分に考えられます。表現の世界ですら、「児童ポルノ」で規制にさらされようとしてるのに、議会が無事でいられる訳がないのです。それでも「自分たちは大丈夫」だと自民党の都議会議員は考えているのでしょうか。都議会という蛸壺でぬくぬくしていられるとでも？
彼らには椎名林檎の爪の垢を煎じて飲んでほしい！