諫議大夫 のコメント

ライジングゴー宣の感想です。

ワールドカップ、結局日本は1次リーグで敗退してしまいました。
わたしは、こうなると思っていました。
報道では、連日日本の勝利を信じる若者が映し出され、
ハチャメチャにに騒ぐ姿も散見されました。
わたしはちょっと変だぞ、とおもいました。
報道陣は、「平和な世界でで無邪気にたわむれる市民像」を
イメージして、「軍国独裁主義で自由が制限された空間」との
対比で報道しているつもりなのでしょう。
しかし、集団的自衛権で立憲主義の破壊を狙い、特定秘密保護法案で
発言の機会を奪おうとする勢力が跋扈しているのに、
「渋谷でハイタッチ」はいささか呑気すぎやしないでしょうか。
今年の春に「JAPANESE ONLY」と大書された横断幕が掲げられて、
無観客試合の処分を課せられたことなど、国民はとうに忘れ去ってしまった
のでしょうか?
劣化な、幼稚なナショナリズム、流行りすぎ!です。

椎名林檎の「NIPPON」についての賛否両論については
ネットニュース等で聞き及んでいました。
NHKのW杯イメージソングに使われていることも知っていました。
実は、今回のライジングは、テーマが「劣化ナショナリズムについて」
じゃないかな~と、火曜日、配信前の帰宅途中で、つい、そんなことを考え
ていました。そしたら、配信時、予想が、ドンピシャになって、ビックリ!
歌詞の内容については、むかし、(財界や保守系の文化人が推奨していた)
「ニッポンをほめよう」のフレーズみたいで、にっぽんはにっぽんでも
漢字の日本じゃなくてなぜカタカナのニッポンなんだ?と疑問に感じた
あの時の感覚を思い出しました。
漢字で日本とあったら、気力を十分感じるけど、
カタカナで、ニッポン、なら、なんか気力がそがれて、なんだかな、日本が
溶解している感じがしている気がしてならないのです。

そして、「鈴木議員」のヤジ発言。
この議員、過去に女性からトラウマを受けたことがあるのかいな?
と思うくらいの、女性蔑視からくる発言です。
なんだろう、保守で、自民党で、自由主義に与するものは、
みんな女性を蔑視して、それに沿った発言を
せなあかんのやろか?
それが、戦後民主主義の典型?
だとしたら、こんな戦後民主主義、わたしのほうから、願い下げです。

No.100 126ヶ月前

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