フランス旅行から帰国してすぐの配信ありがとうございます。

今回のゴー宣を読んで真っ先に思い出したのが「新ゴーマニズム宣言
第14巻 勝者の余裕」第207章でした。
あのとき、よしりん先生は『自己責任なんて日本語は本来ない。』
『政府が国民の弱者層を見捨てるために作られた言葉だ。』
『「責任」の上に「自己」を重ねて「自己責任」なんて言うのは、
「頭部頭痛」って言うようなもんだ。馬鹿か！』と批判されました。
僕は全くその通りだと納得し、自己責任が出る度に「自己責任
じゃなくて責任だろ」と自分の中で訂正してました。
あれから10年経ちましたが、振り返ると小泉政権から端を発する
政治家の言葉の乱調はどんどん進んでいったと感じます。
こうなってしまったのも、一切勉強をせずに美辞麗句を並べて
僕たち国民を煙に巻く小手先の手法でしか政策を成立させられない
政治家の実力不足にあると思います。
そして、今回の「よしりんウィキ直し！」で安倍政権とネトウヨの
根っこが同じだということが分かりました。類は友を呼ぶと言いますが、
自分はそれにならないために、改めて言葉を正しく使う努力をします。

以前の勇ましきはどこへやら、すっかり委縮してしまったオオクニヌシ
と息子二人の様子に今の日本の様相とダブってしまって、日本は本当に
米国か中国に国譲りしてしまうんじゃあと、嫌な予感が浮かびました。
我ながらこんな暗い思考に辟易します。

編集後記の派手なスーツをカッコよく着こなすよしりん先生を見て、
出来る限り西洋人になりきることでお洒落する男性芸能人などと違って、
多分日本で一番素で洋装が似合う人だと思いました。