sweetsixteenさんの連載するAKB論が面白くなってきました。これから指原時代のセンター論に入っていくのでしょうが、資本主義の流れに乗り過ぎたAKB48グループと秋元氏をどう論評するのか、楽しみにしています。
　私は大島優子唯一押し（ただしきわめてライト）を名乗ってはいましたが、ついにCDの一枚も買わないまま優子が卒業を発表し、次の推しメンも決められず現在に至っています。結局よしりんレンズを通したAKBにしか興味が持てなかったようです。つまりAKBの公的な意義の部分です。次もし推すとすれば私と同郷でものすごく健気な横山結衣かなぁ。
　さて、指原時代論を私も考えてみましょう。これは、もっとも人口が多く、もっともカネと暇を持っている団塊世代のライトファンが、一番テレビでよく見るバラドル・指原に票を投じていくという現象の帰結が速報での2位と大差をつけての指原連覇であると思われます。カネも暇もない現役世代ヲタが敵うはずがないわけです。藻谷浩介氏の「デフレの正体」でも指摘された人口構成の問題です。
　指原連覇を止めるには、団塊世代に正統派アイドル・渡辺麻友の良さを知ってもらうしかないと思われます。NHK・BSプレミアムのAKB48 SHOW！を地上波のゴールデンタイムでやってくれれば効果はあるかもしれません。そうすればAKBGが被災地公演を切れ目なく続けていることももっと多くの人に知ってもらえるのにと残念に思います。

　しかし団塊は価値相対主義で指原に投じるという面もあるのかも…　na85