今週も勉強になりました。 70年前の対米戦は、気まぐれのように世界中に戦争を仕掛ける白人世界に「待った」をかけた道義ある聖戦であったのに対し、このたびの集団的自衛権の行使容認は、気まぐれのように世界中に戦争を仕掛けるメリケンに延々と付き従うことを自ら宣言するという、大東亜戦争とは掛け離れた・・・・というより180度正反対のものであることがよくわかりました。 『戦争論』を描かれたよしりん先生だからこそ、こんなものを認めるわけにはいかんのですね。でもって、『戦争論』に心動かされた私達はこんなものに乗せられてはいけないわけですね。 集団的自衛権の行使容認は、大東亜戦争を否定する戦後レジームど真ん中の発想から来る、発想からしか出て来ないもののようですね。 「戦後レジームからの脱却」を見事に脱却した安倍晋三は、絵に描いたような戦後レジームの申し子だった訳ですね。 現政権誕生時は、世間全体にぼんやりと「批判倦み」があったように思います。数年でコロコロ変わる政権にうんざりし、「批判ばっかするのは止めて、一度じっくり任せてみよう」という風潮に私も共感してしまう所もありました。でもそういう感覚こそが、こういう事態を招いてしまったわけですね。 いま何となく世間に漂っている、「そうは言っても他に代わりは居ないし・・・・」やら「やむを得ない部分もあるし・・・・」だのといった逃げ言葉で、思考停止しないように気を付けようと思います。
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小林よしのりチャンネル
(ID:13560916)
今週も勉強になりました。
70年前の対米戦は、気まぐれのように世界中に戦争を仕掛ける白人世界に「待った」をかけた道義ある聖戦であったのに対し、このたびの集団的自衛権の行使容認は、気まぐれのように世界中に戦争を仕掛けるメリケンに延々と付き従うことを自ら宣言するという、大東亜戦争とは掛け離れた・・・・というより180度正反対のものであることがよくわかりました。
『戦争論』を描かれたよしりん先生だからこそ、こんなものを認めるわけにはいかんのですね。でもって、『戦争論』に心動かされた私達はこんなものに乗せられてはいけないわけですね。
集団的自衛権の行使容認は、大東亜戦争を否定する戦後レジームど真ん中の発想から来る、発想からしか出て来ないもののようですね。
「戦後レジームからの脱却」を見事に脱却した安倍晋三は、絵に描いたような戦後レジームの申し子だった訳ですね。
現政権誕生時は、世間全体にぼんやりと「批判倦み」があったように思います。数年でコロコロ変わる政権にうんざりし、「批判ばっかするのは止めて、一度じっくり任せてみよう」という風潮に私も共感してしまう所もありました。でもそういう感覚こそが、こういう事態を招いてしまったわけですね。
いま何となく世間に漂っている、「そうは言っても他に代わりは居ないし・・・・」やら「やむを得ない部分もあるし・・・・」だのといった逃げ言葉で、思考停止しないように気を付けようと思います。