武藤 のコメント

先生に触発されて玉川大学出版部から出ている『日本国憲法入門』を購入しました。法学部出身でもない僕にとっても面白く。また明治憲法の成立過程を左翼的ではなく解説しているため面白いです。
勉強をして、さらにライジングを読んで感じたことは安倍は「三権分立」による相互監視、権力の抑制を排除したいと思っちゃいますよ。「秘密保護法」、「集団的自衛権の行使」による「行政」の「司法」介入も懸念します。
なぜ、三権分立が必要かというと「国民の自由と権利」を守るためです。その破壊を助長しているネトウヨって本当に馬鹿だなあと思いました。国会は「国権の最高機関」と憲法上明記されていますが、これは「主権者」である国民の意思を直接反映しているため「政治的美称説」が一般的なようです。
内閣法において「内閣がその職権を行うのは、閣議によるのものとする」と定義されています。ここで内閣総理大臣および国務大臣の合議による意思決定が行われます。内閣総理大臣は閣議において内閣の重要施策に関する基本的方針その他を発議します。実は閣議の運営については明確な法令はありません。明治憲法以来の慣行に基づいて運営されてきています。
「事前審査」自体は戦後の昭和37年から始ったものですが、慣行として長い間運営されてきたものです。そこには「与党議員と官僚」による内閣の暴走を食い止めるというチェック&バランスがあったからです。それを破壊し、行政の暴走を増長させる安倍晋三・・・確かにヒトラー的政治運営が目的だと改めて思いました。

No.34 129ヶ月前

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