三味線弾き のコメント

なんだか、楽しげな企画が先行していますね。
【ゴー宣と私】
もう、遠い昔すぎて記憶が定かでありませんが、たしか就職して間もない頃('95年頃?)、たまたま手に取った雑誌「SPA!」でゴー宣と出会いました。オウム事件や薬害エイズの頃です。その出会い以来、出版済みの単行本をかき集め、必死に読みふけりました。ただ、その頃は、猛烈に仕事にのめり込んでいた頃で、雑誌はリアルタイムではなかなかトレースできず、各巻のほか「差別論スペシャル」や「脱正義論」といった単行本を、まとまった休日に読んでいました。
「戦争論」の頃になると、元々歴史好きなこともあり、我が意を得たり! とばかりに夢中になって読みました。おかげさまで、シベリア還りで機械職人だった祖父(呉海軍工廠で「大和」や「武蔵」の主砲内側の螺旋を切っていたそうです)の死にも間に合いました。拙者自身が「公」を意識できるようになったのは、紛れもなく「戦争論」のおかげです。それまでは、個人主義ならぬミーイズムの実力主義でした。
WTC破壊のときは、実は拙者も「なんて頭のいいヤツなんだ! 一体IQいくつよ!?」と感心したのを思い出します。「その手があったか!」の小林先生と類似の感想を持てたことが非常に嬉しかったものです。
あと、地味かもしれませんが、近作では「パール真論」で、真実を追究する姿勢と言論戦の凄まじさを学ばせて頂き、仕事においても生活においても、かけがえのない宝物になっています。

そんな「ゴー宣」ももう20年以上になるのですね。思えば、拙者の人生の半分以上は「ゴー宣」のおかげで形成されたようなものです。今でも、ゴー宣に追いつけ! とばかりにひた走る毎日です。

あ、あと、和歌を選んで下さった方々、ありがとうございました。
拙者の作風は、お題やテーマに関わらず自由に詠む、お題を気づかれないよう隠して詠む、ことが多く、また季節の繊細な色彩感覚よりも、極彩色のサイケな情念を優先するタイプなので、その評価はかなり難儀だったことと推察致します。

No.252 129ヶ月前

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