mayu のコメント

【ゴー宣と私】
性別:女性  年齢:32歳  住所:神奈川県  職業:会社員

初めての出会いは高校生の時。でもその時はすれ違いでした。
弟が友人から借りた『戦争論』がリビングに置いてあったのですが、
当時は所謂サヨク優等生だった私は「危険な本」と言うレッテルを
鵜呑みにしていて、パラパラめくって、「こんな本読んじゃダメだよ」
と弟に言いました。
そんな私がどうして『ゴー宣』を読むようになったのかと言うと、
職場の本棚にブックオフで100円の本を集めている上司がいるのですが、
その中によしりん先生の本が何冊かあり(^。^;)、「そう言えば、ちゃんと
読んだことなかったな。戦争って何だったんだろうな」と『戦争論』
を手に取り、読み始めたのがきっかけです。7年前くらいだったと思います。
祖父の死も関係しています。祖父の人生を考えた時、戦争とは
何なのかを知りたくなりました。祖父が元気だった頃、たまに
戦争の話をすることがありましたが、食事中に相応しくない内容の話を
することがあって、「そんな話しないで!」と怒ったことがあります。
それ以来、ほとんど戦争の話を聞くことはありませんでした。
『ゴー宣』をきっかけに祖父母と話ができた、間に合ったという方も
多くいらっしゃると思いますが、私は間に合いませんでした。
もっと話を聞いておきたかったなと後悔しています。
祖父の死後は、戦争の記録を纏めて本にしようと戦友に呼びかける
手紙が出てきたり(実現はしませんでしたが、書こうとしていたようです)、
血染めの日章旗が出てきたり、ラバウルの地図に「○○が死亡」とか
「○○に転進」とか書き込みのあるものが出てきて、戦争を身近に
感じましたし、知らないでは済まされないなという思いも湧いて、
『戦争論』を手に取ったのだと思います。
のめり込むように読みました。
職場の休憩時間に読んでいて、涙が溢れてしまったこともあります。
必死に取り繕って、仕事しました(笑)
それからは、よしりん先生のゴー宣本はほとんど読んだと思います。
きちんと買い直したりもしました。
そこから、本当に、よしりん先生のファンになりました。
でも、身近にはよしりん先生のファンはいなかったので、
私が変なのかなと思うくらいでした。職場の同僚や上司も『戦争論』
など読んでいましたが、みんな「ふ~ん」で終わってしまうようです。

同じ感覚の人がいなくて寂しく思っていましたので、こうして、
ライジングやゴー宣道場があることが、本当に嬉しく、ありがたく
思っています。

高校生の時に読んでいれば!と未だに後悔しています。
ちなみに、弟は何も感じず忘れてしまったようです。
先日「あの時、読むななんて言ってごめんね」と謝ったら
「は?何のこと?」と言われてしまいました。

なんだか、不思議なものですね…。

No.182 129ヶ月前

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