---ゴー宣との出会い--- 筑摩書房で雑誌〔頓智〕が創刊され(1995)、地方の小さな書店の店頭でそれをパラパラめくったのが始まりでした。鶴見俊輔・小林よしのり対談「勇気ある卑怯」が掲載されていました。 御大・鶴見氏は、「ゴーマニズム宣言」に注目、そのただならないテーマへの切り込み方・言葉の鋭さ正確さに凄い可能性が秘められていることに本当に素直に衝撃を受けられたのだと思います。 対談に臨んで氏はゴー宣を読み込み、附箋紙がいっぱいのそれを携えておられたとのこと(このエピソードはゴー宣にも描かれていましたよね)。本物を直感する人は、自分の地位や名声に居付くことなく、新たな表現の価値・切り拓いて行く可能性を見抜いておられたのだと思います。 その頃、ゴー宣は8巻まで出ていたように記憶しています。直ちにバックナンバーも含めてゴー宣を手に入れ、ドキドキしながら読み耽りました。「とうとう出会った!!」という気持ちでした。 親しい本屋さんで当時ご著書リストを作ってもらい(その頃はパソコンも一般には普及していなかった)、「手に入るのぜーんぶ下さいっ(^o^)9」って。リストが届いたら二百数十冊あったからさすが選んだけども;;。 もちろんおぼっちゃまくん(コミック版)全巻も揃いました。---これはその後まさに「育児書」となりました。親子で面白がって繰り返し読んでいるうちに茶魔語で会話できるくらいになっちゃった。そうやって育った子もすでに父親です。 以上がゴー宣との出会い編です。以後はカレーさんと同様の軌跡で、ご著書が出る度に片っぱしから読んできました。読むだけでなく、自分・生活に繋がるところで調べたくなり知りたくなる・考えさせるのが、先生のご本の特徴のような気がします。他人事として消費することにとどまらせない、というか。 30代途中でよしりんワールドに出会って以来、【正確で生きた言葉】で切り込む表現に揺さぶられ、考えざるを得ない状況に追い込まれ、それがワクワク楽しくて、今日に至っています(^-^)9))。
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---ゴー宣との出会い---
筑摩書房で雑誌〔頓智〕が創刊され(1995)、地方の小さな書店の店頭でそれをパラパラめくったのが始まりでした。鶴見俊輔・小林よしのり対談「勇気ある卑怯」が掲載されていました。
御大・鶴見氏は、「ゴーマニズム宣言」に注目、そのただならないテーマへの切り込み方・言葉の鋭さ正確さに凄い可能性が秘められていることに本当に素直に衝撃を受けられたのだと思います。
対談に臨んで氏はゴー宣を読み込み、附箋紙がいっぱいのそれを携えておられたとのこと(このエピソードはゴー宣にも描かれていましたよね)。本物を直感する人は、自分の地位や名声に居付くことなく、新たな表現の価値・切り拓いて行く可能性を見抜いておられたのだと思います。
その頃、ゴー宣は8巻まで出ていたように記憶しています。直ちにバックナンバーも含めてゴー宣を手に入れ、ドキドキしながら読み耽りました。「とうとう出会った!!」という気持ちでした。
親しい本屋さんで当時ご著書リストを作ってもらい(その頃はパソコンも一般には普及していなかった)、「手に入るのぜーんぶ下さいっ(^o^)9」って。リストが届いたら二百数十冊あったからさすが選んだけども;;。
もちろんおぼっちゃまくん(コミック版)全巻も揃いました。---これはその後まさに「育児書」となりました。親子で面白がって繰り返し読んでいるうちに茶魔語で会話できるくらいになっちゃった。そうやって育った子もすでに父親です。
以上がゴー宣との出会い編です。以後はカレーさんと同様の軌跡で、ご著書が出る度に片っぱしから読んできました。読むだけでなく、自分・生活に繋がるところで調べたくなり知りたくなる・考えさせるのが、先生のご本の特徴のような気がします。他人事として消費することにとどまらせない、というか。
30代途中でよしりんワールドに出会って以来、【正確で生きた言葉】で切り込む表現に揺さぶられ、考えざるを得ない状況に追い込まれ、それがワクワク楽しくて、今日に至っています(^-^)9))。