カレー千衛兵 のコメント

【ゴー宣と私】
性別:男  年齢:34歳 出身地:大阪  職業:製造業・経理

平成11年。西暦1999年。私が大学2回生の時。
ビビアン・スーのヌード写真集「Angel」を買う目的で立ち寄った
ジジイが一人でやっている本屋さんで、
たまたま「小林よしのり」という文字を目にして手にとった
【「個と公」論】が、私とゴー宣との出会いです。

その頃の私は、「おぼっちゃまくんの作者・小林よしのり」しか知りませんでした。
小林よしのりが、オウム真理教との死闘に打ち勝ち
「竹槍で戦っていた思想界に核兵器を持ち込んだ」ことで、
薬害エイズ問題、教科書問題を戦い抜いている存在だとは
全く知りませんでした。
その時は【「個と公」論】をパラパラっとめくって、
「よく分からんが、人の悪口ばっかり言ってるな、この人は」
と思ったことを、今でも覚えています(苦笑)

その1週間後に、別の本屋で、文庫本フェアという企画があって
そこで【差別論スペシャル】に出会いました。
私は、ものすごい衝撃を受けました。
「差別」という問題に対して、逃げずに真正面から、マジでガチの格闘をする小林よしのりの姿は、躍動感に溢れていた!
そして、これが漫画で表現されていることにも衝撃を受けました。
「ゴーマニズム宣言?「物語」と「現実」がクロスしているゾ!」
「こ、これは大変な本を発見してしまった~!!」
本屋に寄っては「小林よしのりの本」は全て買い揃えました。
そして、私の人生に決定的に影響を与えてくれた2つの本。
【脱正義論】と【戦争論】に出会いました。

【脱正義論】は私の生き方のバイブルです。
この本と出会わなければ、今の自分は無いと断言できます。
19歳で、生まれて初めて「修身」を学んだのだと思います。

そして【戦争論】。
私はこの本を読むまでは完全に「サヨク」でした。
7歳から15歳までの間に叩き込まれた「平和学習」。
「恐ろしいビデオ」や「死体の写真」の雰囲気にのまれ、思考停止。
私は祖父を軽蔑してしまっていました・・・・・・。
でも、【戦争論】のおかげで目がさめたんです!
そして祖父と戦争について話をすることができました。
色々と貴重な話を聞かせてもらうことができました。
それは祖父が死ぬ直前です。ギリギリ間に合ったんです。
私は、このご恩を、一生忘れません!

とまぁ、ビビアン・スーのヌード写真集を買うための時間稼ぎで
たまたま手にとった【「個と公」論】がキッカケ(笑)
その後、約2ヶ月ほどで、当時出版されていたゴー宣関係の本は
全て読みあさりました。
当然、【「個と公」論】も買いました(笑)
「個と公」は、私の卒論のテーマにさせて頂きました。
そして、今なお考え続けている、私の人生のテーマでもあります。

(おわり)

No.170 128ヶ月前

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