幹が倒れたらどうなるか。その木につけている枝葉も果実も全部ダメになるんだ、と「天皇は日本の親だ」と教えてくれた祖母がいつか言っておりました。そして、その祖母がもうひとつ教えてくれました。「子どもは父と母、両方の親があって生まれてくるんだ。木の股から生まれてくるんじゃないんだよ」と。そんなの常識じゃないか何を今更、と思われたかも知れませんが、私にはこの話がすごく大事な話であるような気がして、なぜかずっと覚えていたものです（その何年か後にゴー宣に出会い、天皇論でこの言葉の大事さがわかった次第です^^;）

　今の保守言論の話を聞いていると「子どもは木の股から生まれてくる！」と言っているような気がしてなりません。私からしてみれば「気でも狂ったのか…？」と思うような話です。今号のゴー宣は不道徳な皇室報道が、罪人の所業が収められた閻魔帳ごとくまとめられており、大変意義のある内容でした。編集お疲れ様でした。


　今年の配信、ありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。