magome のコメント

>>179 尻毛屋さん 

>インフラ工事、特に国や県が関わるものだと受注するのに必要な資格が要るわけで大規模な工事であればあるほど大手ゼネコンの独壇場になります
>加えて機会の平等だ、と地方の工事に県外企業が参加するのはザラです

「里山資本主義」をお読みになられましたか?実は、高知県などの例に出して、資源の産出があるのに、赤字であるという原因が本書に書かれています。また、前半には地方における巨大インフラと過疎化についても詳しく書かれていて、いくら高速道路や高速鉄道を設けても地方の過疎化を加速させるだけであることが尻毛屋さんの書き込みを読んで強く感じました。
 おそらく、建設された後でもその後の維持費の負担は当然、地元が支払うことになるということになると思いますがどうでしょうか?地元に大手企業を勧誘するのではなく地元内で資金が効率よく循環できるよう工夫するためのインフラが、かえって一部の外部から来た大手企業に流れてくるだけでは「機会の平等」とはならないのだと、尻毛屋さんの書き込みから伝わってきます。
 「里山資本主義」で記されているように、このような企業の参入は大手企業が独占するだけであって地域の活性化に繋がらないでしょう。実は、近年、ローソンやサイゼリヤなど大手食品、コンビニ企業が農業に参入していますが、これも下手をすれば大手ゼネコンと同じになるのではないのかと思いますが如何でありましょう。
 価格競争のために少しでも安いものと強要すれば当然、品質劣化か偽造表示が出てくるでしょうし、大手企業からの切り捨てという危険性も絡んでくるものと思われます。大手企業の参入を悪者としませんが、これはどんなに目的を具体化させても防げない現実なのでしょうか?
 森林活性化の一翼の担うであろうCLT技術が建築インフラを一変させると思うことから、CLTの規制緩和を早く実地してほしいと願うばかりです。

No.180 135ヶ月前

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