閑人 のコメント

今週も配信ありがとうございます。

滝川クリステルのパフォーマンスは見ていないのですが、
「お・も・て・な・し」の一文を見ただけでイラっと
きて、今週の「ゴー宣」を読んで嫌悪感を更に催しました。

「おもてなし」ならぬ「へりくだり」の感覚は買い物に
行くと実感します。
数ヶ月前に麦茶など入れるのに使ってたプラスチック容器の
底がいつの間にか割れていたので、同じものを買い求めたの
ですが、その時どう扱えば割れないか注意点を従業員の方に
聞きました。その人は丁寧に応対してくれたのですが、
最後に「申し訳ありませんでした」と頭を下げたのです。
クレームをつけたつもりはなく、こんな些細な事で頭を
下げさせてしまい、申し訳ないやら気まずいやらで
そそくさと売り場を後にしました。

消費者が権力者として振る舞うのは一人前と誇るものが
何もない自尊心の高い人が自分を守るための行為と考えて
るのですが、その発端はバブル時代にあったんじゃないで
しょうか。
当時のことはよく知らないんですが、確かあの頃は大学生に
若手社員がクレジットカードで収入以上にジャンジャン
散財したと聞いてます。その行為がこんなに消費する自分は
一人前と錯覚させたのではないでしょうか。そこへバブル崩壊で
不況に入って消費者ニーズ至上な空気ができてしまったことで
錯覚が補強されて、消費者=権力者な認識を作ってしまった
のではないでしょうか。

客といえどもマナーは大事だと改めて認識しました。

自分は「お客様は神様です」を聞く度にそんなことはないと
反発してたんですが、実はそうではなかったと知ることが
できて良かったです。

「ザ・神様!」のオオクニヌシをおとなしくさせたヌナカワヒメの
品のあるやり取りは成熟した女性の教養の高さと余裕を感じられました。
一方で木蘭さんのフルスロットル全開な恋しさは十代特有の持て余した
燃え盛るような迸る情熱と若さを感じられました。自分も中学時代に
気になってたあの娘にこんな風に突っ走ればよかったかしら?

「よしりん漫画宝庫」で取り上げた「しんすけ」のタイトルを
最初見た時、「おしん」のパロディとは思わず「島田紳助?」
と勘違いしました。
この「しんすけ」なる主人公の性格は自分にも当てはまる部分が
あったので、自分のことを指摘されてるように思いました。
今回、「おしん」の全貌を知ることが出来ましたが、社会現象って
現実逃避が全国で起きてる証なのかなと考えさせられました。

外は寒くなりましたので、よしりん先生はじめスタッフの皆さん、
お身体ご自愛下さい。

No.81 135ヶ月前

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