カレー千衛兵 のコメント

【「AKB48論」を読んだ感想】

『AKB48は「マジ」と「公共心」で成り立っている』と私は感じました。

第2章。震災復興公演での出来事を綴ったHKT48宮脇咲良の言葉と、小林先生の漫画の表現には涙が止まりませんでした。
当時14歳の少女が、誰かのために自分ができることを誠実に見つめている心情が伝わり、胸が熱くなりました。
失望を何度も繰り返すたびにニヒリズムに心が侵食されていた私も、
「宮脇咲良がいる日本は、絶対に守らなければならない」という気持ちになりました。

第7章。私自身の体験ですが、劇場公演に足を運んだ際、AKBファンの方々の「公共心の高さ」に触れ、とても感動しました。
彼らもまた「AKB48の一部」なのだと感じました。
しかしながら、ごく一部、悪質なファンは存在するようですね。
それは「会いに行けるアイドル」というAKBの根幹に関わるシステムすら崩壊させかねない存在だと思いました。
『「消費する個の驕り」を許してはならない』
『コミュニケーションにはマナーがいる』
社会生活を営む上で当然の事柄ではありますが、その当然のことこそが「公共心」を支えるベースなのだと再認識いたしました。
「ファンあってのAKB48」でもあるし「AKB48あってのファン」でもある。その相思相愛関係が、永く続くためにも、「公共心」こそが大切なのだと感じました。

第14章。正直に告白すると、総選挙をテレビで見たとき、渡辺麻友のスピーチを聴いても私は泣きませんでした。
しかし【AKB48論】の渡辺麻友のスピーチの漫画では泣きました。
まゆゆの内に秘めた闘争心と反骨精神に反応できなかった自分の感性の鈍さが恥ずかしいです。
「マジ・ストイック・実存」の結晶である渡辺麻友は、
AKB48のセンターにふさわしいと思いました!

この【AKB48論】という本は、
「小林よしのりファンだけどAKBファンではない人」にも読んでほしい。
「AKBファンだけど小林よしのりファンではない人」にも読んでほしい。
『AKB48』と『小林よしのり』には魂の部分で共通していると思います☆
「 AKBファンであり小林よしのりファンである私」にとっては、
こんなにシアワセな本はありませんでした☆
最高に楽しかったです♪

PS.よしりんがAKBメンバーと接した描写は全て、超絶面白かったです♪
あと、なぜかいつもより「ハゲよしりん」が増量中で、
これもなんだか可笑しかったです (⌒▽⌒)

No.125 135ヶ月前

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