monmon のコメント

「AKB48論」を昨日フライングゲットしました。読み始めたら止まらなくなり、翌日も仕事だというのに夜更かしして一気読みしてしまいました。読み終えた後、とても幸せな気分になりました。
読んでいて一番考えさせられたのは第7章「消費者は権力者ではない」です。全国握手会でマナーの悪い一部のファンに対して、岩田華怜がぐぐたすで怒りを表明した勇気に敬意を表したいです。
彼女に対して「暴言や殴られない限り我慢しろ」「仕事の意識がないガキ」と反発した奴らに「そもそもメンバーにそんな事言わせるなよ!」と怒りが沸いてきました。ファンに苦言を呈したメンバーに「ガキ」という前に、お前がマナーをきちんと身につけた大人になれと言いたいです。
何時間も立ち続け、不特定多数の人達と握手をし続けるのがどれだけ大変か、抽象的でも想像できないのでしょうか。「消費者」だか「顧客」だが知りませんが、まずファンが持つべきなのは「ファンサービスをきちんとしろ」という権利意識よりも、「楽しませてくれて、ありがとう」という感謝の心だと思います。
そもそもAKBが握手会を開いてくれて、それに自分が参加できるという事自体が幸せな事ではないでしょうか。僕は今年3回も地元・札幌で行われた全握や、7月の札幌ドーム公演に参加する機会に恵まれました。忙しい中、札幌まで来てくれたAKBのメンバー達には本当に感謝しています。同時にAKBの素晴らしさを教えてくれた小林先生や、コメント欄にAKB愛に満ち溢れたコメントを書いていた、ライジング読者の皆様にも感謝の念が沸いてきました。この気持ちの集まりが「AKB48論」という本で結実したんだと、僕は思います。
13章では「大島優子とやりたい」騒動後の、小林先生と優子のやりとりに胸が熱くなりました。優子の「私はあの発言、嬉しかったんですよ。だって、AKBの中で私だけが女として見られているって事ですから」というセリフ、ドキっとしました。これがコンサートの舞台裏でなくホテルの一室だったら、先生は優子を本気で抱きしめたのかな、と不埒な妄想をしてしまいました。そしてちょっとだけ、先生に嫉妬しました。僕も優子にあのセリフ、言われてみたい。
何回も出てきたさしこの変顔、何度見ても怖いです。あと坊主頭のみーちゃんの絵が北島三郎そっくりに見えたのは僕だけでしょうか?
この本はファンは絶対楽しめます。アンチAKBは襟を正して読むべきだと思いました。長文になり、失礼しました。

PS:本日とんねるずのTVを見ていたら、ちょうどさしこが鉄球にぶつかって芦ノ湖に水落していました。その後、落とし穴にも嵌っていたので大笑いしてしまいました。今日ばかりは、さしこも「水も滴るいい女」になってました。

No.122 135ヶ月前

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