隼人 のコメント

 カナール・アンシェネの風刺画2枚を新聞で見たときは「表に笑みは出せないが、面白い!」と心の中で小笑いしていました。「ただ原発で苦しんでいる福島の人のことを考えると、こんな感情を抱いちゃいけないのかな。でも復興を進めず、嘘で塗り固めているのは政府だし、一概に不謹慎とは言えないな」とも思っていました。
 欧州の放射能への危機感、恐怖感がどれほどのものか、そして「原発をコントロールできてないのに、オリンピック招致をして浮かれる日本人」がどれほど奇異であるかよくわかりました。 
 それと「ブラック・ユーモア」はすごく気に入りました。私が読んだゴー宣の中でこの言葉にふさわしいマンガは戦争論3の第3章「日米同盟がなくなった日」と第9章「日本国民はみんなサティアンの中」です。どちらもアメリカの行動一つ一つに慌てふためく日本人の行動が滑稽なのですが、読み終えると「それでは済まされないぞ。このままでいいと思うかい?」と作者・よしりん先生の囁きが聞こえる感じがして背筋が寒くなるような感じがしました。「一見面白可笑しく見えるが、それでは済まされないのだよ」というメッセージ性が風刺やブラック・ユーモアの中には含まれているのでしょう。
 「国外では風刺をされ、国内では(口)封じをする」、この流れを断ち切りたいです。
 それとAKB論待ち遠しいです。「よしりん先生の描くまゆゆってどんな感じだろ~。これを機に知らないメンバーの顔と特徴をチェックせねば!」と意気込んでます。そして自分と同世代の彼女たちが実力主義の世界でどれほどの覚悟をもって、そして人々に夢を与えているのか知りたいです。AKBヲタでもファンほどでもない私ですが、彼女たちの「生き様」に惚れている今日此の頃です。

No.10 137ヶ月前

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