約１か月長崎に帰省してました、隼人です。いや～やっぱおいは九州んもんやね。長崎弁や九州ん言葉ば聞けば落ち着くもんね。福岡や熊本にも行ったばってん食べもんがやっぱよかね。（くまもんには会えんかった・・・）TVも地方の放送になればオリンピックの話題が上がらんところもよか。関東に来たら、TVだけでなくて街全体がオリンピック騒ぎでせからしか～。
自分の帰省話はさておき、私も先日のよしりん先生のオリンピックを「公」と「私」について論じたブログの内容に感銘を受けたので自分なりに論じてみます。
「私」の立場としては私の両親は共に建設業界に携わっているので、東京五輪を契機に、仕事が増えて会社の利益が上がり、両親の給料も上がるのではとちょこっと考えました。
しかし、両親はそう思っていませんでした。母曰く、「うちの会社は一番東でも大阪までの仕事しか受注しとらんけん、東京んことなんか関係無か！」父曰く「たとえ仕事が回ってきても、うちはインドネシア人ばさらに雇うだけばい。あいつらん月給はおいの三分の一ぞ！」（注：父の会社では１０年以上前からインドネシア人を１０数人雇用してる）
というわけでオリンピックで私の家が経済的に豊かになることはなさそうです。東京でオリンピックをしても西日本、まして九州には恩恵は届きそうにはありません。たとえ仕事が回ってきても、今年のうちに大筋合意が見通されているTPPによって仕事も労働者も外国に取って代えられるでしょう。あ～あ、これなら広島と長崎でオリンピックを開催してほしかったばい。
「公」の立場で論じます。IOC委員が３月に来日する前に猪瀬直樹がインタビューで「前回のオリンピック招致が失敗したのは皇室が協力してくれなかったから」の発言を聞いた時から、わたしは今回のオリンピックに反対でした。（ちなみに長崎新聞によると石原慎太郎は宮内庁に対して「木端役人」と罵ったそうです。）そしてIOC委員が来日した時、皇太子殿下に表敬訪問させるという皇室の政治利用がなされました。そして今月に高円宮久子妃殿下をスピーチの舞台に立たせるという暴挙を行いました。また安倍政権は４月に似非主権回復式典に天皇皇后両陛下を出席させるなど、私の記憶する限りこの政権になってから３回は皇室の政治利用がなされました。保守気取りも、現代の和気清麻呂気取りもあったもんじゃない！！君側の奸はこいつらで間違いありません！
今回の招致活動で多くの日本人がどんな奴らか浮き彫りになったと思います。
（経済成長バンザイ、皇室は国民の使用物、福島原発および被災地の口封じ等々）