３本構成おつかれさまでした。
山形浩生はウイリアム・バロウズの翻訳者だとばかり思ってましたが
こういうことも書く人だったのか。というか何かにつけてテレビに
訳知り顔で出てくる天下の野村証券だったんかい！

普通に考えて「お買い物」の数が増えたらその分財布が厳しくなると
思うのに、五輪と復興が何故両立あるいは相乗化すると考えられるのか。
まさか高度成長期よろしく東京に集団就職（出稼ぎ）でもさせるのか、
はたまた五輪で儲けた一部の企業が復興支援するとでもいうのか。
「復興に金がかかるので今回の招致は辞退します」と言うならまだわかる。
「復興に手が回りきらなくなっちゃった、テヘ♪」となるのが関の山。
一体これまでいくら使ったのか、これからいくら使うのか。頭痛が痛い。

しかし五輪と復興には連関があるらしいからその線で考えると
オリンピック跡の使い道は新たな仮設住宅！これが秘策の一つでしょう。
震災後いろいろなハコものが開放されていたのを思い出します。
前回の招致騒ぎの時に「東京で五輪をやれば昔の施設をそのまま使えるから
無駄なハコものを作らなくて済みます！」と言ってたことなんて幸い誰も
覚えてませんし、何といっても聖火ランナーが被災地を通れば全て解決。
早速来年から走ってもらって時々被災地に顔見世すれば皆希望が持てます。
もう震災から２年以上。あと７年くらいあっという間です。
ホンマ、オリンピックギネスユネスコノーベル様々やで。

ちなみに開催地発表の日、レコーダーの番組表を見て深夜にも関わらず
各局軒並み特番を組んでいるのを見て不気味さを感じた私は
浮かれ映像をほとんど見ずに済みました。滝川雅美さんが何か言って
話題になってるようですがよくわからない。なんという幸せだろうか？